HGUC ジムIII レビュー


第1次ネオ・ジオン抗争時の地球連邦軍主力量産型MS。ジムを改修したジムIIから、さらに一部のパーツは新設計にした機体。バックパックガンダムMk-IIから採用。各部にハードポイントを設置してプションでミサイルランチャーの装備も可能。
ガンダムZZでは、味方機として新規にデザインされたMSがこれだけ(あとメガライダー) 劇中ではカラバの戦力として登場するけど、そもそも連邦vsジオンの大規模戦闘がほとんどなかった(連邦は早々に降伏したから)ZZでは登場機会も少なく印象も薄い。後の逆襲のシャアでチラっとだけ登場したり、実はデザイン原案がカトキ氏でガンダムセンチネルではバリバリにVer.KaなデザインになってるヌーベルジムIIIがいたり、最新のUCでもチラッチラッっと登場したり、むしろZZ以外の作品の方が印象深い機体だったりします。
以下、画像コメント。(※ビームサーベルのホルダーの付け方が逆という凡ミスにアップしてから気付きました。直すと全部撮り直しになるので見なかった事にしてスルーして下さい)








▼正面、この状態はオプションフル装備形態。劇中ではミサイルを肩や脚にだけ装備している機体もあり。







▼背面。バックパックガンダムMk-IIから採用。設定ではいちおうGディフェンサーも装着できるらしい(キットは無理)







▼バストアップ。額のセンサーとゴーグルのラインが繋がっているのがジムIIIの特徴。
二本のアンテナも追加されているので真正面から見ると伝説巨神に見えなくも無い。







▼可動に関しては2006年発売のHGUCパワードジム以降、ジム系MSで流用されてきた関節パーツではなく、新規パーツになっており可動部が目立たないようになってます。フトモモのロールも可能。







ビームライフルはジムII、ネモと同じもの。シールドもジムから続くガンダムと同じ規格品。







ジムIII最大の特徴である、ネオ・ジオンの大型MSに対抗するために装備されたオプション武装のミサイル。
肩のミサイルポッドは差し替えでシャッターが開いた状態も付属。腰のミサイルランチャーは赤いカバーをパージしてから発射。







▼ジムなのにビームサーベル二本装備という豪華仕様。








▼ミサイルは着脱可能でノーマル状態。ジムIIからの相違点は頭部、両肩、腰サイドアーマー、脚部、バックパック。他の形状は同じ。







ジェガンと並べてみる。素のジムに色々オプション付けてなんとか最新MSに対抗させようとする急造品っぽさがジムIIIの個性。





HGUCではガンダム体型の最新フォーマットといえるので、可動部なども非常によく出来ています。ジム改から恒例となった手首パーツも付属してるので付属物も充実。
ランナー構成を見るとジムIIと共通部は同一ランナーになっているし、間接パーツだけならネモにも流用可能なので期待したいところ。可能ならヌーベルもですね・・・


HGUC 1/144 RGM-86R ジムIII (機動戦士ガンダムZZ)

HGUC 1/144 RGM-86R ジムIII (機動戦士ガンダムZZ)