ROBOT魂[SIDE AB]ビルバイン レビュー


戦乱がショウを呼ぶ!


聖戦士ダンバイン』後半主役機。ナの国がダンバインを参考に開発したオーラバトラー。可変構造を備えた唯一の機体であり、最新技術がふんだんに盛り込まれているが、そのぶん機体性能は乗り手のオーラ力(ちから)に左右され実質的に聖戦士専用機。
リアルタイム放送当時からの熱心なファンの間では、生物的なオーラバトラーの中では異彩を放つメカニカルな外観は、スポンサーの意向が強く出た世界観に合わぬ玩具然としたデザインで製作スタッフにすら不評、という不憫な出自が知られているんですが、
スパロボ世代にとっちゃ高い回避値と燃費の良いハイパーオーラ斬りで無類の強さを誇る「ビルバイン最強伝説」として、初期のスパロボファンの間で語り継がれる名機、とされているのが面白い所です。実際このロボ魂はかなり品薄みたいですが、買ったのは概ねスパロボ世代だろうしなぁ。
立体物としては可動がかなりアレだったHGABが上げられますが、もともとビルバインはデザイン的に可動部が仕込みづらい機体なので、ロボ魂の可動は果たしてどれ程のものか、
↓以下、画像コメント










▼正面。背面。ディテールは設定画のまま。プロポーションは四肢が若干長めでスリムな感じ。







▼バストアップ。







▼オーラソードライフルをオーラコンバーターに取り付けられるようにアレンジ。







▼戦闘では終始飛行しっぱなしなので、ポージングにスタンドは必須です。







降着姿勢。コクピットハッチは開閉。パイロットフィギュアは無しです。









▼主武装・オーラソード。








▼オーラ力をエネルギーに変換する最新武器・オーラソードライフル。








▼オーラビームソードの変形も完全再現。








▼背部に2門装備されたオーラキャノン。この辺の火器の充実っぷりが、オーラショットしかしないダンバインとは決定的に違う部分。







▼1/48キットのパッケージのポーズ。







▼ビュオ、ビュオオオオオオオオ!(SE)








▼ハイパーオーラ斬りのエフェクトパーツが付属。
オーラソードにオーラ力を込めて斬る攻撃。劇中ではチャムが「オーラ斬り」と一回だけ言った事があるだけで、具体的な設定があるわけではなく、ハイパーオーラ斬りはたぶんスパロボオリジナル技。名前はハイパー化とかけたんだろうと思われ。
商品のインストには、「ハイパーオーラ斬りエフェクト」と描かれているし、もう公式設定なのかも・・・?






▼アレンのビランビーを真っ二つにした時のポーズ。










▼ウィングキャリバー形態。
ウィングキャリバーとはオーラマシンにおけるサブフライトシステムのようなものの総称。







オーラバトラーなのにモビルスーツよりでかいです。このサイズなので4725円とややお高価くなっています。







ロボ魂でバリバリ可動させられるビルバインが手に入るぜ! と思ったらそうでもなかった。
可動部は多いんですが、今ひとつ思うようなポーズに出来ない・・・特に肩周りと股関節はもうちょい何とかなったと思います。胴体部は変形ギミックがあるのでしょうがないとも思えますが、変形は差し替え式にしてでも腹部に可動部は仕込んで欲しかった。
HGABの時といい、ビルバインに可動は鬼門なのか・・・・まぁ現存するどのビルバインの立体物よりもよく動くし、最高峰の出来なのは間違いないんですがね。
今後の展開は迷彩カラーがWeb通販で出るだろうとして、ダンバインの可動は頑張って欲しいなぁ。

ROBOT魂 [SIDE AB] ビルバイン

ROBOT魂 [SIDE AB] ビルバイン