RG ゼータガンダム レビュー


RG第10弾で初の可変MS。
1/144サイズでのゼータ変形は今から遡ること20年ほど前の1/144ゼータプラスC1で既に実現できていたわけですが、その技術をフィードバックしたHGUCじゃない方のHGゼータガンダムの「ウェイブシューター」なる物を組んだ事がある身としては、感慨深いものを感じてしまいます。旧HGはインストのイラストがめっちゃカッコ良かったよね。
↓以下、画像コメント







▼正面。全体的な形状はMG Ver.2.0をダウンサイズして、ディテールを追加した感じ。








▼色分けはほぼ完全に再現されてますが、パーツ単位でも無理な細かいイエロー部などは、リアリスティックデカールを貼ります。







▼背面。HGUCでは色分けされてなかったフライングアーマーの白と赤い部分も完璧に再現。








▼バストアップ。とってもイケメン。HGUCでは青単色だった肩部スラスターのイエローも色分け。
細かいパーツ割りで合わせ目が一切出ない上に、アンテナも可動します。









▼アクションポーズ。HGUCでは単色だったビームライフルはグレー部も色分け。センサー部はクリアパーツ。








ビームサーベルは、これもHGUCではオミットされていた柄のサイドアーマー収納が可能になっています。








ビームサーベルとは別に、ロング・ビームサーベル用のビーム刃も付属。







▼腕部グレネードランチャーの開閉を再現。カートリッジも付属。







▼劇場版で使用したシールドランチャーも付属。取り外し可能です。







▼可動部で特筆すべき点として、脚部が腰に接続されていません。
ちょっと文章では説明しづらい取り付け方法になってますが、これでも十分可動はするし、よくこんな事思いつくなぁと。






ウェイブライダーへの変形シークエンス。





▼パーツを一切差し替える事なく完全変形が可能。いや、さすがにライフルとシールドは一旦外すし、バラしながら変形した方が楽だけどね。








ウェイブライダー形態。
MGなどではライフルは腰リアアーマーに取り付けてますが、RGではできない、というかテールバインダーに付けるのが正位置です。









▼各部にロック機構があるので、グラつく事なくカッチリ固定されます。







▼ビームガンも再現可能。







▼ライディングスキッドと、同スケールのカミーユフィギュアも付属。








▼RG Mk-IIと並べてみる。素組み状態とではさすがに情報量違い過ぎてますが、スミ入れしてリアリスティックデカール貼っただけで、ここまでになるのがRGの恐ろしさ。







▼ハイパーメガランチャーは付属しないのでHGUCから拝借。








▼武器の方はディテールの差異が本体に較べさほど気にならないので、そのまま持たせても違和感はないかと思われます。







HGUCと比較。RGはアレンジ版だとすると、HGUCは設定画準拠。変形が差し替えなぶん構造がシンプルで頑丈、ハイメガランチャー付属。と、RGが出た後でもHGUCの意義はあるかと。




▼1/144で完全変形。両形態でプロポーションの破綻がまったく無い。色分け完璧。可動も十分。相変わらず凄まじい技術だぜ・・・。
ただ、RGの欠点であるサイズから来る保持力の弱さ、パーツ破損度の高さも変形する分いつも以上にあります。スライドしたり、押し込んだりと、プラの弾力ではめこむ構造が多いので、一度組んだら分解できないような組み立て方もあったり、力加減を間違うとポッキリ逝くようなパーツもあり、誰でもストレスなく組めものではないので、組み立てにもブンドドするにも気をつけないと。
今後のバリエ展開としてはMGでも発売された3号機が出そうだけど、プレバン限定かなぁ。


RG 1/144 MSZ-006 ゼータガンダム (機動戦士Zガンダム)

RG 1/144 MSZ-006 ゼータガンダム (機動戦士Zガンダム)