MG RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版) レビュー
『機動戦士ガンダム THE 0RIGIN』における、ガンダム。
いわゆる無印ガンダムから設定の見直しが図られ、各部形状や武装が異なり、本編でもサイド7で製造された初期型。ジャブローでオーバーホールを受けた中期型。ソロモンでマグネットコーティングを施された後期型と、細かく仕様変更されていきます。今回のMG化は初期型。
GFF METAL COMPOSITEで商品化された際に、コマによって違うディテールや、カラーイラストによって違う配色などがカトキ氏によって考察、定義され、アニメ版でもカトキ氏がメカデザイン担当なのでそのまま公式設定にされたようです。
ちなみにファーストガンダムのMGは、Ver.1.0、Ver,1.5、Ver.Ka、パーフェクトガンダム素体、Ver.OYW、Ver.2.0、Ver.3.0に続く8体目になります。
↓以下レビュー、スミ入れ、マーキングシール貼り、半ツヤ仕上げ。塗装は足首などごく一部のみでほぼやってません。
▼バストアップ。胸部ディテールが左右非対称なのが特徴。左肩の穴はショルダーマグナム。
▼右側にガトリング。カバー色はイラストによってまちまちなのでブルー、イロエーの2種付属。アクセントになるのでイエローにしてます。
▼コクピットハッチの開き方がオリジンは上下が逆。
アムロのフィギュアは最初に乗った私服姿。
▼ポージング。初期型は腹部になにも入っていないので可動域が前後にスイングできます。
▼宇宙ポージング。ふくらはぎ、いわゆる「ダム」の部分からバーニアが展開。
▼ビームライフル。初期型なのでサイズが大きめ。プロトタイプである1号機も同じものを装備。
▼シールド。オリジンは逆さに持ってるのが特徴。
確かこっちの方が構えた時に画になるっていう理由だったっけ。
▼ビームサーベル。カトキガンダムような肩部に展開ギミックあり。
▼ビームサーベル左側を換装するオプション武器・ショルダーキャノン。
▼オリジンガンダムでもっともシルエットに特徴が出る部分。
▼オリジンは内蔵火器がショルダーマグナム、胸部ガトリング、腕部ガトリングなど多数あり。
珍しく射撃エフェクトパーツが付属しますが、オリジン知らない人が見るとただのディテールなので「ここから弾が出ますよ」という意味で付属したそうな。
▼ボーナスパーツとして、中期型、いわゆる普通のビームライフルが付属。
▼これに左ビームサーベル、胸部ガトリングカバーを青、シールドを通常位置にすれば、オーソドックスなガンダムに。
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出来に関してはまるで問題なし。Ver.3.0からブラッシュアップされストレス感じず組みやすくなっています。MGで1stガンダム組むのもこれで8体目ですが、オリジンは各部が細かく違うので「またファーストか!」という感じはせず、新鮮な気分で組めました。
特筆すべきは、頭部のツインアイとクマドリ部分が別パーツ化されている所。MGのガンダム系では初になりますが、「素組み時はシール、仕上げの時は塗り分ける」という手間が一切省けるという、もうこれ革新的といっていいです。さっそく1/100バルバトスでもやってますが、今後も1/100でツインアイの機体ではデフォにして欲しいっすな。
バリエ展開は、中期型と後期型を再現してコアポッド変形内蔵可能な「マグネットコーティングVer」が出そう。あとはイエローの1号機とジムもいけます。まぁそれよりも気になるのは、アニメでコイツが大地に立つのはあと何年かかるんだろうって事なんですけど。
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