HG ガンダムグシオンリベイクフルシティ レビュー


鉄華団獅電が配備され、余裕が生まれた事によりバルバトスと共にオーバーホールされされたグシオンリベイク。名称の由来はコーヒー豆の焙煎で8段階あるうちの6段階目である「フルシティロースト」から。
本来のグシオン、バルバトスの予備パーツ、鹵獲したグレイズのパーツで構成されていた外装は全面新規となり。射撃、近接の両面仕様はリベイクから継承され、パイロットである昭弘の意向により格闘戦仕様が強化されている。
三日月の影に隠れがちですが、1期最終決戦ではシノ、ラフタ、アジーが戦線離脱した状況の中、一人で踏ん張り、敵グレイズ部隊を全滅させた昭弘は、間違いなくガンダムを駆るに相応しいパイロットであるといえます(そのシーン自体は描かれなかったけどな) 1期前半でキャラの掘り下げが十二分に行われたので、自己主張せずとも存在感はあるし頼りにもなるという、絶妙なポジションのスーパーサブであります。
↓以下レビュー。部分塗装とツヤ消し仕上げ。







▼正面。
拳パーツは他キットから流用。オプションセット06に拳パーツが付属するので、それで対応できます。





▼背面。バックパックとリアアーマーが重いので、素立ちで置いておくと高確率でこけます。






▼バストアップ。頭部の配色が相変わらず色分けできないレベルの複雑さだけど、オレンジのラインが入っていたリベイクよりはまだ楽かと。





▼キット唯一の手持ち武装である、シザース可変型リアアーマー。
通称・鉄血ニッパー。






▼グリップを開くとハサミも開くという、実物のハサミと同じ構造になっています。





ガルム・ロディがキット化されてないので、代わりにユーゴーを挟む。





▼リベイク同様、シールドとして使用可能。






▼ガチムチパンチ!
拳に取り付けるナックルガード。普段は腕シールドに内蔵。
シールド内にある筒状のパーツは、インストに特に記載はないけど『グレートメカニック』の鷲尾氏コメントによるとロケット砲だそう。





バックパックからサブアーム展開。
平手はオプションセット05をもう一個買って、汎用平手としました。





▼サブアームにツインメイスを持たせてみる。
シザースで挟んだ相手をメイスでボコボコ殴るという鬼仕様。





▼精密射撃モードの頭部が別途付属。
するんだけど、射撃する武器が付属しません。





▼という事でHGリベイクからロングライフルを装備。





▼しかしグリップカバーが干渉するので、腕部シールドを取り外さないと持つ事ができません。
サブアームの方は問題なく持てます。







▼OPや劇中ではロングライフルを4丁持ちしていますが、さすがにこれのためだけにHGリベイクあと3個買うのは抵抗あるので、滑空砲とグレイズライフルでそれっぽく。





▼ハルバートも持たせてみる。シザースは取り回し悪そうだし、こういった武器も必要なのでは。




▼リベイクと並べてみる。局面主体になったバルバトスとは逆に、グシオンの方は直線主体に。





バルバトスルプスと並べてみる。鉄華団の鉾と楯。




RGのような色分けだったルプスと比べると、腕部とバックパックの白がシールというのは通常のHGのクオリティから考えても、ちと厳しいものがあります。重火器類も付属しないし。
これは、サブアームとシザースのパーツでランナーの容積が大分取られたからだと思われます。値段をもうちょい上げて、白いランナー1枚追加すれば色分けはなんとかなったんだろうけど、HGIBOの価格帯は1000〜1200円なので、ただ値段を上げればいいという話でもなく、兼ね合いが難しい所です。いっその事、シザースはオプションセットにした方が良かったかも。
まぁ、ちゃんと塗り分けすればご覧の通りのカッコ良さなんですがね。とりあえず腕部に干渉しない手持ち火器が欲しいんだけど、オプションセットでフォローされるのかしら。