2月9日

4月から学年が上がって新展開、E5も新型に。シルエットは変えず、名前も型番だけ変化というパワーアップは良いですな。他の機体もMk-IIで統一できて、長く続けられるし。

 

 

 

シルエット展示のキット。白青のカラーリング、右側にキャノン、左側にシールドっぽいとくれば、はいVセカンドですね。

小説版発の機体といえばG3ガンダム、Hi-νガンダムと同じカテゴリなのに圧倒的に認知度が低く、まったくと言っていいほど商品化されてなかったもんなぁ。これは買うしか。

 

 

マグアナックが出るなら当然でしょの、サンドロックが商品化決定。改はパーツが付属するコンパチか、プレバン行きか、それが問題だけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

プロモ参戦。Xでの参戦事体がプロモみたいなものだったしなぁ。

復活のルルーシュスパロボに出しやすそうな内容でした。

 

 

 

 

■【感想】コードギアス 復活のルルーシュ

というわけで観て来ました。以下ネタバレ

 

 

 


ルルーシュ登場は中盤以降かなと思ったら冒頭から登場。なぜ生きていたの関しては、TVシリーズから予想されていた通り、皇帝からコードを受け継いで不死になっていたから。そこを劇場版3部作のラストシーンで追加された設定からC.C.、ジェレミア、シャーリーが共謀してルルーシュの身体を回収していたが、精神が抜け殻状態だった。それを何とかすべく世界各地の遺跡を回っている間、幼児退行したかのようなルルーシュを甲斐甲斐しく世話してるC.C.の姿は新鮮。ピザ喰いながらダラけてるイメージしかなかったので、そこまで生活能力あったんだなぁと。


そこから中東の小国で捕らわれたスザクとナナリーを救出に来た黒の騎士団と鉢合わせ。ルルーシュ生存を知ったカレンは、後から実感が湧いて抱きついて号泣、リアクションとしては正解。ピンチな所で精神を取り戻したルルーシュ復活、ギアスで「死ね!」と命令するくだりは、1期、2期でやってるお約束だし、頭脳とギアスで劣勢を覆す流れも実にコードギアスしてる。救出されてルルーシュ生存を知ったスザクは、ボコボコに殴ってから後で「生きてて良かった」これも正しいリアクション。


面子が揃った所で、ナナリー救出作戦開始。メンバー構成は、コーネリアは2期では描き切れなかった部分があったので、ここでダールトンとユーフェミアを殺した恨み言を吐くも、肉親の情はあるという事で協力。恩知らずな言動で視聴者から嫌われた扇は、首に銃を向けて謝罪。TVシリーズで遺恨のある人物に落とし前を付けるという、納得の人選である。ジェレミア、アーニャのオレンジ農場組の参加は、TVシリーズの後日談を描いてたスパロボXでも絡んでたのでなんか凄い自然だった。


ここから本格的に戦闘シーン、新型ランスロットと紅蓮は事前に公表されてたけど、サザーランド・ジークと同カテゴリのナイトギガフォートレス形態で登場というビックリギミックあり。スザクとカレンが和解状態で共闘するのってスパロボでは見慣れてるけど、本編ではこれが実質的には初めてと思うと感慨深いものがある。他にもグロースター、サザーランド、モルドレッドも新型になって設定が凄い気になります。ルルーシュの蜃気楼も新型だったけど、これはダミーであっと言う間に撃墜され新型機に乗り代え、ガウェイン以来のC.C.と二人乗りというのはメカ的に盛り上がるしかないですわ。


敵の使うギアスは、記憶を維持したまま時間をタイムリープして未来予知するという、どっかで見た事あるセーブ&ロードの死に戻り能力でした。これに対しては、考え得る可能性を全て潰していくという地道な作業で対抗。メカ同士の戦いというソフト面ではなく知略と戦術というハード面で勝負が決まるのが実にギアス的。スザクにはライバル居たけど、カレンの相手は山賊だったしなぁ・・・まぁジルクスタンは敵に回した相手が悪かったという事で。


ナナリー救出に成功し、兄と対面し引き留めようとするナナリーのリアクションも正しい。だがルルーシュはゼロには戻らずC.C.と共にどこへともなく去る。最後のC.C.の表情は、ルルーシュが名前の頭文字を取ってL.L.としたのには、自分の本名を知っているルルーシュが、自分と同じ事をしたから感極まったという事ですね。そしてエンドロール後のラストシーンは、L.L.とC.C.の夫婦漫才コンビ『コード&ギアス』が暗躍してました。めでたしめでたし。冒頭のナレーションでも、あの世界の平和は1年しか持たなかったと言ってたし、今後もギアスが関わる事件は起き続け、二人は関わり続けたのでしょう。

 

まさに正しい後日談続編劇場版という感じ。第三勢力が出て来たので、対立関係だったのが共闘しての戦い、最後は大団円。ルルーシュの知略とギアスで劣勢を覆し、新型KMFが大量に登場し戦闘シーンも十分にある。TVシリーズのフォーマットそのままで、本編では描き切れなかった部分をフォローしつつ、本編キャラ全員まんべんなく見せ場がある。キャラのその後を描く内容なのでストーリーも変に捻らずこれでいい。

ルルーシュ生存という事態に対する登場人物のリアクションがTVシリーズ視聴者が望むものになっており、ファンサービスに徹した内容はコードギアスが好きな人には満足のいく内容だったかと思います。

また新シリーズ開始するんじゃないかと思ってたけど、綺麗に終わったように思えるから、コードギアスとしてはこれで完全完結かもね。