8月30日

www.kamen-rider-official.com或人と滅最後の戦いは、実質的に滅に自分に心があるのを自覚させるためのラーニング授業。或人は事前に出会った父の言葉で結論を出せていたが、アークの影響下にはあるので、滅の攻撃をわざと受けてアークドライバー破壊させてから、最終形態・リアライジングホッパーに変身。見た目ライジングホッパーと同じだけど、スペックはゼロツーと大差無しで動きが凄い。CGの使い方も豪華だったので、短縮したぶん予算に余裕あったんかなと思ってしまった。

家族を失くした感情を共有し合う事でアークの悪意から脱し、互いを許す事で潰し合う結末は避けられたのだった。

 エピローグ。残されたアズの処遇は劇場版へ続く。これは当初から決まってた事なのか短縮の影響なのかは不明。イズは復元されるがデータは失われているためラーニングのやり直しになった。まっさらな状態のイズを前に複雑な感情は抱きつつも、0からの状態で1から始める。最後は決めギャグで締め。滅への問い掛けや、この時の或人の何とも言えない表情など、高橋君の熱演が光っていた最終回だった。

 

これに関して新イズの尊厳はどうなる、とか一部で賛否両論みたいだけど、復元されて見た目は同じだが個体は別、というのは序盤でマモルがやってたし、腹筋崩壊太郎もそうなので、別にイズに限った話ではないだろうと気にならなかった。この辺、下手に感傷的になるよりドライな方がSFだと思う。或人もこの時は複雑な泣き笑いの表情だったし、葛藤が無かったようには見えない。でないと人の型をした機械の開発者なんてやってられないのでは。

 

 放送短縮が確定して終わりが違づくにつれ、自分としてはもうとにかく「印象良く終わってくれ」しかなかったです。前回までのヒューマギア暴動が省略されてた、ゼロツー数えるほどしか出番なかった、センパーは贖罪の機会が無かった、ZAIA新社長ってけっきょく何だったの、など短縮の影響を受けたと思しき部分は多々あった。人間とヒューマギアの関係性への結論も明確には描かれなかったように思う、描くつもりは無かったのかもしれないけれど。

お仕事5番勝負に関しては、これは永遠に言われる。自分もフォローする気は無いです。けど短縮とセットで何度も言われるのを見るのは辟易する。なのでそれらを上書する印象で終わって欲しかった。自分としてはどうにか最後は踏ん張ったと思えます。

 

 

 

 

zero-one-kiramager.com映画はライダーが12月、戦隊は1月公開。延期というか普通に2020年度の夏映画が無くなった形だろうなぁ。詳細発表はまだだけど、ライダーはセイバーも絡んで、戦隊はvsリュウソウジャーじゃないですかね。