ウェイクアップ! 仮面ライダーキバ 第1話

物語の進行は主人公・紅渡の現代パートと、その父親・紅音也の過去パートの同時進行。過去パートの人物が成長して現代パートに登場したり、逆に建物やアイテムはそのままだったりと、色々とできそうだけど、そのぶん脚本製作のハードルは高そうだなぁ。
「主人公が引きこもり」と聞いて、どんな主人公じゃいと思ったら、本当に引きこもりだった。「この世アレルギー」とか「この汚れた世界」とか、随分と極端なキャラになってるようで。タイプ的には最初からライダーに変身できるタイプ。どうして変身できるようになったかは過去パートも含めて追々明らかになるかと。親父もキバに変身したりするのかね。
敵であるファンガイアのクリーチャーデザインは篠原保氏。オルフェノクの人ですな。表面ディテールはステンドグラスがモチーフ。キバにも同じディテールが入ってるので同類なのだと思われる。クワガライジャーの出番って第1話だけ? あのでかい竜の名はキャッスルドラゴン。中にはキバの使い魔が常駐している。ビルに偽装してるってのも凄いが、なんかアバレンジャーのブラキオみたい。
キバの必殺技の名前は「ダークネスムーンブレイク」 フォームチェンジはノーマルのキバフォーム以外にあと3つ存在。バイク「マシンキバー」は実機っぽいけど変身もするらしい。あと2号ライダーで「仮面ライダーハンター」 ヴァンパイアハンターらしい。キバのライバルになるんでしょう。1クール中には登場するかと。
個人的な意見としては、ゴシック調なデザインならもうちょいホラー要素とダークさが欲しい。戦闘は夜間をメインにするとかして。ヴァンヴァイアなのに思いっきり昼間に変身してるし。メイン視聴者層からして、あんまりダークなのは難しいのかもしれないけれど。
まぁ、とりあえず今後は、声が銀さんに聴こえてしまうキバットバットIII世のマスコットキャラとしての活躍に期待しつつ1年観てゆきます。