究極(嘘)ゲシュペンスト解説

なんかOG声優リストをどこかのサイトが採用してくれたみたいで、ものすごいアクセスされて少々びびってます。


▼SRG-S ゲシュペンストMk-II

組み上げました。画像はこちら
http://usjma.net/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=105;id=entame2


色分けはほぼ完璧。プロポーションもアレンジが利いててかっこいい。ヴァイスリッターもそうだったけど、インジェクションキット開発を始めてまだ数年の会社がよくもまあここまで曲面構成主体のメカを再現できるなぁと感心しきり。
可動も練られておりフロントアーマーの分割によって、見た目より可動範囲も広い。といってもそこら辺が干渉しまくるのでS型みたいな派手はポージングは難しいけど。

ゲシュペンスト系はバリエーションが多いのでコトブキヤ通販でカラバリのTT型が発売されているけど、個人低には左腕にプラズマ・ステーク装備、背部ウィングにスプリットミサイルコンテナ装備、M90マシンガン付属で緑色のM型とか発売希望。


ディバイン・ウォーズが観れないんでここの所OGについて語ろうにも語れないという状況にフラストレーション溜まってるんでここらで解消すべく、“ゲシュペンスト”についてとっくり書いてみたいと思います。


ゲシュペンストの初出は『ヒーロー戦記』のオリジナルキャラ、ギリアム=イェーガーが装着するパワードスーツとして大河原邦男によってデザインされました。ニュートロンビーム、スプリットミサイルなどはこの時からの武装。ゲーム内では序盤でギリアムごと離脱するため実は登場期間はそれほど長くなかったりします。
次いで『バトルドッジボール』に登場。ラスボスチームの一員としてロアと激闘(ドッジ)を繰り広げる。このゲームではちゃんとギリアムがゲシュペンストを“着ている”グラフィックがあるためパワードスーツであることが分かります。
そして『第4次』にて前半主人公機として登場。リアル系とスーパー系でスペックが異なる。ギリアムも新たにゲシュペンストMk-IIに乗ってゲスト出演。ちなみに特徴的な専用武器として定着しているスラッシュリッパーは元々はドライセン武装であるトライブレードのエフェクト流用。
『F』ではMk-IIも2号メカとして主人公も搭乗できるようになっているが、選択肢によって手に入らなかったりして悲惨だった。
『COMPACT2』と『A』では敵機として登場。『α外伝』では量産型Mk-IIが登場。久々にイルムが乗り込んでファンを喜ばせました。
『MX』ではヒューゴの回想シーンにマップ画面だけ登場。『ACE』では量産型が登場。リアルポリゴンのアクションゲームではOGメカは『スーパーロボットスピリッツ』以来だったりします。


そしてOGでは設定を整理されて以下簡略解説。


ゲシュペンスト
もっとも最初に開発された元祖PT。試作機としてR(Rapidity)型、S(Strenqth)型、T型(Test)型の3機が開発される。R型はL5戦役時は調整された後ギリアムが搭乗して実戦投入され、S型は元特殊戦技教導隊隊長ガルイン=メバメルが搭乗しテストが行われていたがエアロゲイターに拉致され本人共々に改造され敵として登場。T型はアルトアイゼンの母体となっている。


ゲシュペンストMk-II】
ゲシュペンストの量産試作型。初代と同様に3機が試作され、R型はDC戦争ではギリアム、インスペクター事件ではヴィレッタが搭乗。S型はL5戦役ではヴィレッタ、インスペクター事件ではカイが搭乗。T型はヴァイスリッターの母体となっているため、MK-IIを差してエクセレンからは「ゲシュ兄さん」んと呼ばれていた。
初代ゲシュペンストとの外見上の違いはカラーリングのみだが、S型には内蔵武装としてメガ・ブラスターキャノンが搭載されており胸部が展開して発射する。また「究極!ゲシュペンストキック」という必殺技も装備。原理はよく分からないが凄まじい威力を誇る。


ゲシュペンストMk-II・M】
ゲシュペンストの量産移行型。コストの問題から主武装がメガ・ビームライフルからM90マシンガンに変更、左腕のメガ・プラズマカッターが近接戦闘用のプラズマ・ステークに交換され、ジェット・マグナム(必殺!ゲシュペンストパンチ)を繰り出す。
外見上の違いは、カラーリングが試作機よりも淡く水色で、肩部のダクトが白い。隊長機は緑色で、他にもカチーナが勝手に赤く塗った機体などもある。
またボークスからアクションフィギュア化された際に左腕のプラズマ・ステークの形状が変更され、今までどこから発射されているのか分からなかったスプリットミサイルとスラッシュ・リッパーは背部ウィングにコンテナをマウントして発射するという設定が起こされている。


ゲシュペンストMk-II・TT】
TTとは(T-LINK TEST)の意で、M型にSRX計画がテスト型のT-LINKシステムを搭載した試作機。白いカラーリングに、左椀部のプラズマ・ステークは廃され試作機同様プラズマ・カッターを装備。専用武装としてスラッシュ・リッパーをT-LINKシステムで誘導操作するT-LINKリッパーを扱う。
3機が開発されSRX計画のリュウセイとアヤが搭乗。そして早い段階で念動力者の素養ありと判断されたATXチームのブリットの元にも送られた。アヤがR-3に乗り換えた後はリオが乗り継いでいる。


ゲシュペンストMk-IIカスタム】
ヴァイスリッターのこと。と言ってもそう呼んでいるのはマリオン=ラドム博士だけ。


ゲシュペンストMk-III】
アルトアイゼンのこと。これもマリオン博士だけの呼称だが、シャドウミラーの世界では正式採用されておりアクセルはそう呼ぶ。向こうの世界では青いカラーリングで「アルトアイゼン・ナハト」という名前らしい。


ゲシュペンスト・RV】
OGSで新たに登場する機体。元祖ゲシュペンストRにギリアム専用機として徹底的に改良が加えられ、背部にテスラ・ドライブを搭載した大型フライトユニットを装備し、メガ・バスターキャノンという大出力火器が追加されているとのこと。


以上が現状のバリエーションですが、スパロボにおける元祖主人公メカであるし、元祖パーソナルトルーパーでもあるし、OG世界では最も一般的であり特別な機体であるといえます。
ここまで初期設定から二転三転したメカというのも凄い(笑)