S.I.C. 仮面ライダーカブト レビュー


「おばあちゃんが言っていた・・・・・・」









「転売屋と悪は栄えた試しが無い、と」





figma唯が案の定、全滅だったけど、自分にはコレがあるぜ!
平成仮面ライダーシリーズ第7作目。カブトといえば、今や月9主演俳優・水嶋ヒロ演ずる「天の道を往き、総てを司る男」こと天道総司のキャラクターに尽きるかと。完璧超人でキャッチコピーでも「最強の仮面ライダー」と謳わていただけに、とにかく強い。普通2号ライダーが登場すれば苦戦するのがパターンだけど、ザビーなんて一蹴してたしな・・・・。
主人公が完璧すぎる分、成長要素は相棒の加賀美新が引き受けており、序盤で自分の姉に擬態したワームとは戦えずに苦悩する加賀美を前に、天道が顔色一つ変えず倒すというエピソードで、この作品の方向性が理解できて「今回のライダーは面白いぜぇぇ!」と興奮したもんです。
ストーリーが続くにつれ、剣ぼっちゃまの暴走とか、ライバルになるはずの地獄兄弟が延々とコントを繰り広げたりと、ところどころに脚本家の悪ノリが出て後半は完全にギャク作品になってたけども。それも含めてカブトは平成ライダーではけっこう好きです。ディケイドではカブト世界が個人的には一番面白かったしなぁ。
↓以下、画像とコメント




▼正面。







▼カブトは激しいポージングよりも、こういうスっと立ってる感じが似合うかと。







▼背面。







▼バストアップ。奇抜なデザインが続いた平成ライダーでもカブトはストレートにカッコイイと思える顔だったなぁ。








▼ウィィーーーーン







▼ギャキーン!
カブトホーンは可動式。キャストオフ時にマスクドフォームの単眼が、仮面ライダーの証明である複眼になるというギミックが秀逸。







▼天道が劇中よくやっていた天を指差す手首が付属。







▼メイン武器であるカブトクナイガン・ソードモード。








▼これでクロックアップを使いザコワームを一掃という場面が多かった。






ガンモード。主にマスクドフォーム時に使用。







▼アックスモード。これもマスクドで使用。劇中では持ち手を変えて使ってただけだけど、アレンジで刃が追加。
カブトクナイガンはモードに合わせて3種付属するけど、クナイの収納くらいはできなかったんですかね・・・







▼ベルトに付いてるカブトゼクターのゼクターホーンは可動式。







▼必殺技・ライダーキック。突っ込んで来る敵に上段周し蹴りを叩き込む。「これってカウンターでしか使えないんじゃね?」と思ってたけど、普通に飛び蹴りする事もあった。
股関節の可動範囲はこの辺が限界です。もうちょい開脚できるようにして欲しかったなぁ。劇中ではまさに一蹴というくらい瞬間で決めるからカッコイイんですが、止め画にすると片脚上げてるポーズにしか見えない・・・。







▼変身アイテムであるカブトゼクター。天道が呼べば、たとえ地下内だろうが地面を掘って現れ、自分の認めない相手は容赦なくシカトするナイスガイ(声・関智一
残念ながらベルトから着脱できないので別途付属します。まぁ使いところはないけど・。







▼ハイパーフォームへの変身アイテムであるハイパーゼクター。




▼次からハイパーフォーム。




▼ハイパーゼクターを左腰に装着してハイパーフォーム。劇中ではもっぱら「ハイパーカブト」と呼称。
インナー部分を除けばほぼ全身の形状が変化しているので換装パーツもけっこうな数になってます。







▼背面。







▼こちらの手首でも指差し手首あり。







▼ハイパーフォーム時の武器、パーフェクトゼクター。







▼カブト、ザビー、ドレイク、サソードの各ゼクターを装着することで機能が拡張され、全ゼクターを全て取り付ける事によって繰り出す「ハイパーマキシマムタイフーン」や「ハイパーマキシマムサイクロン」が最強技。







▼といっても他のゼクターは付属しません。取り付けられそうな穴も空いてないし、ザビー、ドレイク、サソードのSIC化はどうなんだろうなぁ。








▼各部がスライド展開する「ハイパークロックアップ」状態も再現可能。








クロックアップの加速をさらに上回り、過去や未来を行き来できる上に宇宙空間でも活動可能。







▼必殺技であるハイパーライダーキック。これは普通の飛び蹴り。





▼次はディケイド





▼ヴォン!







▼ジャコーン!







「カメンライドォ! カ・カ・カ・カブト!!」
ディケイドのカメンライド状態を再現する、ディケイドライバーが付いた腰パーツとライドブッカーが付属。






※追記

「ORE SANJOU!」
この腰パーツは他のライダーにも流用できました。腰が別パーツになっているものであれば、流用効くかと。
Twitterで指摘してくれたokachi3さんサンクス)







「ちょっとくすぐったいぞ」







「ファイナルフォームライドォ! カ・カ・カ・カブト!!」







▼カブトがファイナルフォームライドされて変形するゼクターカブト。







▼ほとんど原型留めてないくらいアレンジされてます。
つか、カブトの身体の中のどっから出てきたんだ、この赤いメカブトン(笑)







▼顔までついてます。







▼羽根が可動式。ハイパーフォームの羽根を付けるというのは良いアイディア。







▼裏側。カブトが猟奇的な恰好に・・・・・おのれディケイド!







▼すごいデカい、パッケージ見た時にびびりました。オマケ要素というよりこっちの方がメインなんじゃなかろか。







▼これでSICで平成10人ライダーが全て商品化。
まぁ、自分はクウガとアギト買ってないんですが・・・クウガライジングアルティメットにできるディケイド仕様が出ると信じているので、発売決定したらアギトのマシンドルネイダー付き買うとしますかー。



マスクド付けないでファイナルフォームライドという仕様が物議を呼びましたが、ゼクターカブトの造形、彩色、ともに気合入りすぎなくらいクオリティ高いので、これはこれでアリかと思います。クウガが出たらクウガゴウラムもいいな・・・。
ここのところキバ、ディケイドと値段のわりに遊べないのが続いたのですが、今回は付属品が目いっぱい付くので値段に合った内容になっているかと。マスクドはダークカブトに付属し、相棒のガタックとセットでさらに拡張性が高まっているので買おうかと思ってます。

S.I.C VOL.52仮面ライダーカブト

S.I.C VOL.52仮面ライダーカブト