ROBOT魂[SIED HL]ゼーガペイン・アルティール レビュー


消されるな、この想い 忘れるな、我が痛み


ゼーガペイン』主人公、ソゴル・キョウ(十凍京)が搭乗するホロニックローダー。複座式になっており、操縦を務める「ガンナー」とサポートを務める「ウィザード」の二人一組で操縦する。漢字で書くと「是我痛」
作品としては量子力学を主題とした難解な設定と、人類が既に滅んでいるという終末的な内容でスタート当初は付いていくのが大変だったけど、視聴者が「幻体」という設定をだいたい飲み込めた辺りで中盤、ヒロイン・カミナギに降り掛かる急転直下の衝撃展開。データ化されてしまった人間の悲哀を描き、世界観の「こうなったら こうならなければならない」というルール作りが実に秀逸。名作といえる作品です。
ROBOT魂化、BD-BOX化アンケート1位、BS11で再放送、BD-BOX発売決定と、去年あたりからプチブームになってますが、リアルタイム放送当時はスタート当初から正当に評価されたとは言い難かったので、ここに来て再評価の機運が盛り上がるのは良いことでありますね。
↓以下画像コメント








▼正面。背面。








▼クリアグリーンの部分がホロニックアーマー。高密度の光の流れによって形成され、QLが持つ限りは破壊不能の装甲。







▼背部に構成される光子翼。尖端からは追尾レーザー、ホロブレッドスパローを発射。
設定では本体とは直結していないので付け根部分のクリアパーツは無色になっています。








▼バストアップ。








▼飛行ポーズ。劇中でだいたい飛びっぱなしです。







▼射撃武器「銃」である、ホロニックランチャー。QLが続く限り戦闘中何度でも生成が可能。








▼射撃時などに発生する光波紋エフェクトパーツが付属。







▼近接武装「剣」である、ホロニックブレード。








▼ランチャーの銃身を差し替えます。







「うぜえー!」
キョウはQL切れで武装が使えなくなっても、「男の武器」として直接ブン殴る事が多々あった。







▼ホロニックシールド。複数展開することも可能。









「ホロボルト・プレッシャー!!」
16話より登場。ゼーガペインと同じく、光装甲を有する対アンチゼーガ用に開発された武装。ホロニックアーマーを貫くほどの破壊力を持つがQL消費も激しく、発射後は即時補給が必要なまさに必殺技。







「舞浜シャイニングオーシャンパンチ!!」
最終回でアンチゼーガ・マインディエを撃破した最終必殺技・・・ではなく左腕を飛ばして自爆させただけだったりする。
腕が飛んでるように見せるためのリード線が付属します。








▼初回特典としてヒロイン、カミナギ・リョーコ(守凪了子)のフィギュアが付属。
序盤ではいわゆる非戦闘員幼馴染だったのが中盤セレブラントとして覚醒。ウィザードとしてアルティールに乗り込みキョウと共に戦う事になる、が・・・(以下略
彼女の存在がゼーガペインゼーガペインたらしめていると断言できるくらいの作品世界を象徴するキャラ。演じるは当時若干17歳の花澤香菜で、これをきっかけに売れっ子声優に。







▼クオリティの方はそれなりだけど、カミナギとアルティールはいろんな意味で切っても切り離せないので、付属するだけでも「わかってらっしゃる」という感じであります。
これならフリスベルグにはシズノ先輩を希望。ガルダには、メイウー、メイイェンじゃなくて普通にルーシェンが付きそうだ・・・。







造形、可動、付属物、どれを取っても文句なし。そもそもバンダイコレクターズ事業部担当がツイッターBS11再放送を毎週実況してるくらいなので溢れる愛が半端ない。本気で作品が好きでないとここまでのものは作れないだろうなぁーと。つか、明らかにMSとかKMFより塗装工程が多くないか?(笑)
今後はガルダ、フリスベルグは商品企画中。アンチゼーガ・コアトリクエが検討中と期待が持てますが、Web通販でもいいのでゼーガタンクも欲しいなー。

ROBOT魂[SIDE HL] ゼーガペイン アルティール

ROBOT魂[SIDE HL] ゼーガペイン アルティール


あとスタンドには魂STGE ACT.5[ホロニックグリーン]を使用。

これだけでなく、劇場版ガンダム00のビット武器を浮かすのに使えそうかなーと思い。