4月5日


蒼穹のファフナーEXODUS 第13話
咲良とカノンが現役復帰して戦闘に参加。マークドライは無人機・トルーパーモデルを複数操作。劇場版ではリンドブルム装備だったけど、今回はピラム装備の1期仕様なのが懐かしい。しかし戦闘中に他のパイロット同様、特殊能力が発現し、トルーパーモデルが増殖。増えた分、本人の負担が大きいようだし、生身だとどう発現するのやら。カノンはドライツェンに未来視の機能追加。戦局を左右し得る凄まじい能力だが、どれを選んでも誰か死ぬような選択肢が出て、誰を殺すか選ばざるを得ないような状況になりそうで、これも本人の精神的負担がでかそう。一方、総士達遠征組は1回あたりの被害者数が数百人規模、目的地にたどり着いた所であのヘスターのババァがロクでもない事しそうという、絶望的な行進の真っ最中にグレゴリ型に不吉極まりない事言われてED。1クールこんな切り方なんか・・・と思ったら駄目押しでラストにカノンが竜宮島壊滅を予知するのであった(2クール目に続く)
けっきょく1クール目で犠牲者は出なかったけど、同化現象が進行していくのをジワジワ見せられる方がよっぽどしんどいという。胸の穴がどんどん広がっていったり、イボイボが増えたり、体重がどんどん増えていくとか、どれもイヤ過ぎる。しかもそういった健常な人間でいられなくなる様を「祝福」と表現するんだから遣る瀬無い。2クール目の詳細は5月のイベントで発表。絶望の中に希望はあるのか、それともみんな祝福されてしまうのか。とにかく目が離せません。




▼【感想】 クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 

エンブリヲ君「俺、アンジュを全裸に剥いて散々視姦したったwwwww」
タスク   「俺なんてこないだアンジュと滅茶苦茶セックスした」
エンブリヲ君「なにぃ!?」
タスク   「童貞を捨てた今の俺は無敵だ!」
エンブリヲ君「俺の嫁を凌辱しやがって、許さん! クライマックスだ!!」 

24話のこのくだりバカすぎて爆笑した。
最終回も、あれ?自分はいつエロアニメをレンタルしてきたっけ?と思いました。エンブリヲ君は言動が痛すぎるな・・・まぁなんやかんやでラスボスをボッコボコして、初期のシリアスさなんてどこへやらという全員集合大団円。アンジュ達みんなドラゴン世界へ移住したって事は、人間の男はタスクだけしか居ないし、子孫残すのため搾り取られるハーレムENDでいいんですよね。
全編に渡るエロス&ヴァイオレンス。ゲスな人間はひたすらゲス。エロ描写なんてお色気とかサービスとかいうレヴェルではなく下ネタ連発、えげつなくて下品でやってる事は完全に18禁。中学生なら理解できず引く。けれども「ちょっとえげつない方が受けるよね」という中途半端さではなく、やるなら徹底的にと突き詰めた結果、そこまで至らないと描けない人間の感情というものを表現できたと思います。ガチレズ関係だからこそ描ける女性の友情とも愛情とも表現できぬ感情とか。メインキャラなのに男にいいように騙され弄ばれた感情とか。ゲスな人間に虐げられたから仕返しにブっ殺すという展開に至るカタルシスとか。特に暴徒と化したモブを顔色変えず「この豚ども」と撃ち殺すアンジュさんの行動を「是」としたのは凄かった。これは番組開始前からインタビュー等でスタッフが「このヒロインひでぇと思われたら勝ち」と言っていたので、方向性は最後までブレていなかったのだなと。
ロボット物としてもヴィルキスをはじめパラメイルはカッコ良かったし、見せ場は押さえた王道展開で、ロボアニメとしてやる事はきっちりやっていた印象。あとはメタネタ、パロネタ満載で、ストーリー展開が少々強引でも次回予告のメタネタで笑って流せるという雰囲気を作れたのも大きかった。全体的に見て、ちと過激すぎたけどエンタメ作品として楽しく観れました。福田己津央という人と、ヴァルヴレイヴに参加してたスタッフにとっても禊ぎとなったんじゃないですかね。