10月18日


機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第3話
前回、オルガから渡された銃で三日月はいったい何をするのかと思ったら、フツーに撃ち殺す。あーーー! いともあっさりクーデター成功。その後は退職金出したりと割とまっとうな方法で大人達を排斥。手段は暴力だけど、障害になる人間だけ排除すれば後は穏便にというあたり、理に適っているといえる。大人は雪之丞のおっさん、経理の人、チョビヒゲだけ残ったが、経理の人はともかく、チョビヒゲは獅子身中の虫になるのか、終盤で味方に有利になるようなデカい事をやらかすか、どっちになるのか・・・
CGS乗っ取り成功して、サテどうするかという所でクランク二尉が決闘申し込んで来る。ここで決闘してクランクさん潔く散ってリアルロボ的に「戦いは非情さ」と哀愁漂う雰囲気になるのかと思ったが、どっこいオルフェンズは少し違った。三日月が徹底してドライ。クランクさんの死に際の口上すら最後まで聞かず、めんどくさそうに撃ち殺す。あーーー!! 三日月にしてみれば「先に仕掛けて来て仲間を大勢殺した連中の一人がなにいってんだ?」くらいにしか思ってないんだろう。決闘なんていう綺麗事や様式美が一切通じない価値観にゾクッとくる。最後に鉄華団が結成。クーデリアお嬢もゲストとして同行することに。
最近のガンダムやロボアニメには無い、主人公のドライな生死観やモラルに困惑する人も多いだろうが、それそこがキモ。オルガが自分の手を汚さず、三日月が実行役になっているのは何か深い意味があるのか、このキャラ達の行く末がどうなるのかという引きとしては十分であると思われます。この主人公達の行為の正当性を出すためにも、今後登場する大人達は軒並みクズであって欲しいすな。あと予告のユージン、ジャスティスはやめとけ。


蒼穹のファフナー 第16話
竜宮島サイド。負傷したお姉さん助かった、と思いきやけっきょく死んでしまうのがファフナーフォーマット。生前の広登の映像が何度も出てくるのも「やめてくれえええ」ってなる。ファフナーパイロット達の同化現象が進行していく様が描かれるが、登場人物めっさ多いので、ギチギチに詰めこんでる感があり。果たして残り10話くらいで全部まとまるんやろか。まぁ冲方さんだから大丈夫だと思うけど。そしてカノンの未来視がそうとう重要な要素になりそうだけど、最後に出てきた新型ファフナーはいったい・・・未来を変えた事で、突如存在する事になったって事かしら。


仮面ライダーゴースト 第3話
ゴーストや眼魔は普通の人間には見えない設定が早々にクリア。まぁあんまり必要とは思わなかったし。ロビンフッドの武器はなぜか黒電話が変形。いまの子供はまずアレを「電話」として認識できない思う。今回アナウンサーの人が黒幕だったり、前回、主人公が「死ぬ」と軽々しく口に出す輩にキレたりする場面とか、まだ作品として温まってない状態でやられると「お、おう」としか感想が出ないというか。次回で2号ライダー、スペクター登場。当初はライバル関係になるんだろうけど、ここらでそろそろ盛り上がって欲しいもんですが。
あとニンニンジャーのジライヤ登場は、ゲスト出演としてクリアすべき事は全部やった感があり良いレジェンド回だったと思います。若者が中年を背負うというのは、やけにブラックなネタぶっ込んで来たなぁとは思ったけど。