MSオプションセット9 レビュー



ランドマン・ロディ
鉄華団がブルワーズとの戦闘で接収したマン・ロディを重力下仕様に改修し地球支部に配備した機体。地球支部解散後は、火星本部へ引き上げられ、「犠牲になった団員の意思を受け継ぐ」という意味でチャド、ダンテ、デルマの元ヒューマンデブリ組が最新型の獅電からあえて乗り代えている。現行機体と比べると性能は劣るが、阿頼耶識システムを搭載しているためパイロット次第で互角に渡り合う事も可能。
1期のブルワーズ編のザコメカとして登場しただけの存在かと思いきや、2期で鉄華団仕様として登場。獅電の配備が追いつかない地球支部の間に合わせ機体かと思いきや、地球支部編ではほぼ主役機として活躍。汚い大人に利用され地獄の戦場で寄り添うように戦うタカキとアストンと相まって印象的な機体になりました。出番はそれで終了かと思いきや、その後もレギュラー戦力として戦闘シーンがある度に活躍シーンが描かれ、後期OPでは単独カットまであるという。なぜこうまでも厚遇なのか・・・? たぶん線が少なくてアニメーターさんが描きやすいからじゃないかな!
なぜキットが発売されないのかというと、配色がマン・ロディと異なり、成型色変えだけでは対応できないから、であります。通常、商品化するならデザイン段階で再現不可能な配色にはしないハズなので、当初からオプションセットでフォローする形だったのではないかと思われます。

以下レビュー。ランドマンロディは全塗装。それ以外はパチ組みです。








ランドマンロディ正面、背面。
脚部事体は外伝に登場するマン・ロディのバリエ機体である「ラブルス」が初出。マン・ロディの脚が宇宙専用。ランドのやつが両方使える万能版という、ロディフレームの規格品だと思われます。





▼頭部。本来ならランドのモノアイはグリーンです。ここはシールを付属して欲しかった・・・








▼ポージング。
マン・ロディの手首は接続部が独特な形状なため、他キットから握り手や平手の流用が難しいです。平手があればポージングの幅が広がるんだけどなぁ。






▼比較して見ると、脚が細くてアンバランスな無印に比べ、ランドはいかにも重MSという安定感のあるシルエットになります。脚だけでここまで印象変わるとはデザインとは深い。







グシオンリベイクフルシティ用ロングライフルが2丁付属。2セット買ってOPや初登場時での丁持ち。
グシオンリベイク付属のロングライフルではアームカバーが干渉しフルシティは持てかったため、新規造形になっています。






▼グレイズ地上型のソールとバックパック
それにオプションセット4のバトルブレードとグレイズリッターのフトモモを付けると完成。
グレイズリッターには無印グレイズの頭部と肩も付属するので、無印を買う必要は無いです。






ゲイレール・シャルフリヒターの頭部と腰アーマー。
それにオプションセット8の肩パーツとランドメイスを持たせれば完成。
肩パーツは1セットのみなので、オプションセット8は2セット買う必要があります。







バルバトスルプスレクス対応。レギンレイズの肩、二の腕パーツ。
それに第1形態の左腕を付けて完成。「採用されなかった改修プラン」としか記載のない謎形態。トライエイジ用らしいけど・・・





▼商品化されないバリエ機体をフォロー。色は自分で塗ってね! という方向性は十分アリです。ランナー構成を見ると、後でプレバンあたりで改めて出そうな気もしますが、それはそれ。
というかランドマンロディは一部金型を新規にして一般販売してもいけると思うんですがねぇ。複数あっても困らないし。1/100でもいいのよ。