9月7日

ドラゴンクエスト11 真クリア
終わった、言える部分まで辿り着きました。いやーほんと面白かった。総プレイ時間・136時間。


↓以下ネタバレ感想






クリア後の世界でのイベントも概ね達成、イシの村も復興、ネルセンの迷宮も3階層クリア、エマとも結婚し、「そろそろラスボス挑戦してみるかぁ・・・どうせ初見殺しだろうけどな!」 と思って挑んでみたら、あっさり撃破。Lvは75。
これで終わったと思いきや、時渡りの迷宮がまだだったので、第10層クリアし、冒険の書も全制覇したら、最終最後のイベント、ボス戦4連発が発生。準備を整えるべくネルセンの試練を達成し、できるだけ最高級の装備品を整えてから挑戦、初見でクリア。Lv79。真の裏ボスより、その前の2連戦の方がキツかった・・・世界樹の雫も奇跡の雫も用意したのに、一回も使う機会なし、貴重品はもったいぶってけっきょく使わない派です。
意識してLv上げをする機会はまったく無かったなぁ。イベントをこなし、図鑑を埋めるため初見モンスターを倒していただけ。そのくらいで今回はLvがガンガン上がりますな。



パーティキャラレビュー

▼主人公
武器は両手剣をメイン。勇者の剣が片手剣なので、入手してからしばらく片手剣使いだったが、どうもしっくり来ず、両手剣使いに戻る。スキルはとにかく徹底して力と攻撃力アップに注ぎ、剣神スキルはギガシリーズもアルテマソードも使い勝手は微妙なので、勇者スキルを優先。勇者の剣の全体攻撃も、覇王斬があれば事足りる感。勇者の剣・改+勇者の盾の恩恵より、メタルキングの大剣で全身全霊斬りの方がトータルでは有利かと。


カミュ
中盤までパっとしないが、スキル開放すれば会心必中でメタルキラーに。ほしふるうでわを装備し、常にメタル系より早く動けるようにする。二刀の極意を習得すれば単体攻撃では全キャラ最強に。ぬすむで素材集めしたり、海賊王の首飾りでお宝入手率を上げたりと、常にレギュラー要員。


▼ベロニカ
離脱期間が長いが、合流してスキル開放すれば、イオグランデで全てのザコをふっ飛ばす最大火力要員になり常にレギュラー。MPなんてりせいのサンダル装備すれば歩いてるだけですぐ回復するし。


▼セーニャ
スカラ系、ベホマラー系所持でボス戦では必須の存在。状態異常を予防するキラキラポーンも重要。賢者バージョンの時のバイキルトがあればもっと良かったんだけど、さすがにそれは求めすぎか。


▼シルビア
とにかくハッスルダンスが最優先。全体回復とバイキルトが使える貴重なキャラ。眠り混乱魅了を回復するツッコミも使用頻度高い。攻撃に関しては他のキャラに任せ、ムチより盾を装備しサポートに徹した方が良い。


▼ロウ
回復攻撃両方こなせる万能キャラだが、ベロニカセーニャの方が一芸に秀でており器用貧乏感。二人が行動不能の時に出る補助的役割が多い。スキルはマヒャドデス、ドルマドン習得に全てつぎ込む。


▼マルティナ
素早い上に数々の特攻スキルを持つためザコ戦で活躍。ボス戦では7回連続攻撃する上に会心の一撃も発生するばくれつきゃつが超強力と、ずっとレギュラー。槍か爪かで言えば、雷光一閃突きもあるけど、ばくれつきゃくのダメージは「力+武器の攻撃力」で判定されるようなので、槍の方が有利。爪はメカ系特攻の烈鋼拳があるとキラースロッターなどが簡単に倒せるので、これだけは習得。


▼グレイグ
全キャラトップの耐久力とスクルトマジックバリアが便利だが、真価を発揮するのはスキル開放して「におうだち」を習得してから。スキル、装備品で徹底して防御力を固めてから使えば、運が悪くない限りは最終ボスの猛攻も1人で耐えきれる。スカラを使えば物理攻撃はほぼ無効化。盾ガードも発生するので、相手の攻撃パターンによっては1ターン無傷の事もあり。これが有ると無いとじゃボス戦の難度が大幅に変わるかと。



基本的にザコ戦は、主人公、マルティナ、カミュ、ベロニカで行動。主人公とベロニカが全体攻撃し、HP高い敵はマルティア任せ、カミュは盗み、連携のスーパールーレットでレア宝箱を狙う、という構成。
ボス戦では、グレイグがにおうだち。主人公が全身全霊斬りしつつベホマでグレイグ回復。マルティアはばくれつきゃくオンリー。4人目はセーニャがサポートしつつ、逐次交代しバイキルトや状態異常回復するという構成で最後までやりました。



総括

ストーリーを追いながらキャラを成長させていき、寄り道要素も非常に豊富。これぞJ・RPGの真骨頂。積極的にレベル上げする必要がない、ザコとの戦闘はほぼ確実に回避できるなど、全体的にいつものドラクエよりも難易度が低めだけど、今の時代このくらいが丁度良い。本編はサクサク進むけど、それ以外の選択肢も山ほどあり、素材アイテムやモンスターの出現場所などが即時検索できるなど、インターフェースも便利で、とにかく飽きないダレない。ずっとプレイしていれられる。戦闘やダンジョンでの緊張感より、探索する楽しさを優先したのは良い選択だったと思います。
3部構成になっているストーリーは、第1部で出会った登場人物達が、第2部で悲劇から立ち直る姿が描かれ、第3部では時間を巻き戻し別の可能性が描かれる。第2部で起こるイベントの全てが第3部では違った方向に展開するという、ものすごい手間のかかる事をやっており、凄まじいボリューム。劇中で起こる悲劇が第3部でほぼ回避できるのは、実にゲームらしく、ゲームでしかできない表現だと思います。
そしてゲーム全体を通して表現されるドラクエシリーズのオマージュがツボを付きまくり。ケトスのBGMがラーミアに切り替わったり、ラスボス戦がゾーマの再現だったり、エンディングのラストシーンといい、まさに総決算にして集大成を見た感じがします。
あとPS4版やってないけど、3DS版の要素が強すぎる。イベント数とアイテム数も多い上に、真の裏ラスボスまでいるし。

真の裏ボス倒した後は、やり残していたドゥルダの最終試練をクリア。サブクエストも1個残してクリア(ルーレットのジャックポットが出ない・・・)でだいたいやり尽した感。クリア後に攻略サイトを見たところ、ゲーム進行で入手不可になるアイテムや、遭遇できなくなるモンスターなど「取り返しのつかない要素」が無いとの事なので、それらのコンプを目指しつつレベル99まで上げながらちびちびプレイしようかと思います。
ドラクエは10を除いて、ナバリングタイトルはリメイク版含めてプレイしてますが、全モンスターを最高レベルまで上げた5が一番思い入れ強かったけど、11はそれと同等なくらい好きになりそう。PS4版もプレイしたい勢いだけど、スイッチ版がどうなるかだなぁ・・・追加要素ありで出るなら買います。