今月のホビー雑誌レビュー

今月のホビージャパン電撃ホビーマガジン買って来ましたんでレビューします。本当は毎月このくらい書きたかったのですよ。


>MG F91のテストショット公開
最大の懸念事項であったフェイスオープンギミック搭載の頭部は、シャイニングガンダムみたいに厚ぼったくなっておらず、かなり良い感じ。通常とオープンフェイスで両方とも違和感がないというのは凄いことなのでは?
武器類やスラスター内部の黄色い部分まで色分けされてるし、ヴェスバーも青い部分以外は合わせ目レスという「そこまでするか」という構成。
F91は世代的に直撃層なのでかなり愛着があるので来月の発売が非常に楽しみ。
模型誌の作例的にはやっぱ内部フレームを使って、F90、シルエットガンダム、ネオガンダムクラスタガンダムとかやったりするんだろうなぁ。

それと、HGUCヅダを組んだんだけど、モールドの細かさが凄まじいわ可動範囲がよく出来ているわで物凄い出来が良かった。あんまり出来が良いもんだから買う気のなかった旧ザクまで買ってしまうくらい。
なんか去年あたりからガンプラのクオリティの上がり具合は凄まじいものがあります。何年も買っている人間が見ても「いったい何があったのさ!?」と思うくらいレベルの上がり方が尋常じゃないです。それでお値段据え置きなのだから、これはありがたや節を歌いながら作りまくるしかないのです。


>Δアストレイ始動
今月のガンダムエースからアストレイ最新作『Δアストレイ』が始まるってんで主役機をHJ、電ホビ両誌でフルスクラッチ。今回は最初からHJも噛むそうな。
それで、このΔアストレイのデザインなんすが、もういちいち突っ込むのも野暮なくらいV2ガンダムな訳ですが。設定画を見る限り、客観的に見て・・・・・・。
ぶっちゃけかっこわるい。
大河原センセがデザインなんだけど、この違和感ありまくりなデザインはなんなんでしょ。アストレイといえば阿久津潤二氏のイメージが強いんだけど、大河原先生もドレッドノートはかっこよかったしなぁ・・・・・・。
まったく未知の技術で作られているという設定なので、どの機体にも似ていないというコンセプトに自分の目が追い付いていないということなのか。
まぁ、設定画のかっこ悪さなんて劇中の作画でいくらでも補修できるし、そこから逆算して設定画の方もかっこ良く見えてくるという現象も起こるので、別に現段階で否定する材料はないんだけど。
アストレイは前作の『Dアストレイ』は戦わない主人公というコンセプトが予想通り難しくて上手いこといかず、アウトフレームもキット化されずに盛り上がらないまま終わってしまったので、今回はコミックらしいバトル主体でやって貰いたいし「Δかっちょいー、キット化されねえかなー」と思うくらい活躍させて貰いたいものです。


レイズナーブーム到来?
バンダイホビー部の新カテゴリの正式ブランド名が「リアルロボットレボリューション」に決定。
作品に枠に囚われずロボット作品をマスターグレードクオリティで展開するという、今までロボットアニメ好きなホビー野郎どもが、事ある事に「こんなんあったらいいなー」とずっと思っていたことがついに実現するというある意味待ちに待ったものなのです。
第1弾はレイズナー。開発参考用画稿もガンプラと同じビークラフトが担当。彩色試作モデルを見た感じ、とてもよろしい。プロポーションはこのままで問題なし。
レイズナー以降では、ザブングルダンバイン、、エルガイムバイファムドラグナーあたりが考えられるけど、ザブングル超合金魂が、ダンバインはMG、エルガイムはHGがあるし、先月HJが特集して要望が高まったと思われるバイファムもCMsがアクションフィギュア出してるし、やはり次は近年商品展開のないドラグナーでお願いしたい。
それにしてもレイズナーメガハウスのパームアクションはグライムカイザルとダルジャンまで出すという。ダルジャン出すってことは死鬼隊揃える気まんまんじゃないすか。放送20年以上経ってキット化もされてない死鬼隊が商品化されるなんて誰が予測しえただろうか(笑)
ていうか別にDVDが出るわけでもないのに何でこんなにレイズナー商品が立て続けに発表されるかが謎であります。


電撃ホビーマガジン
今月のスパロボOGはアルブレード・カスタム。二ヶ月前にアルブレードやったばっかだしアーマー着脱ができる訳でもないですが、個人的には好きなんで別にいいけれど。寺田Pのコラムによるとアルブレード・カスタムは『α3』でバンプレイオス登場までにリュウセイを単独で戦わせることが決まった時に急遽デザインが起こされた機体で、それ以前は設定する予定も何も存在しなかったんだそうな。
それとゲシュペンストのディフォルメアクションフィギュアが発売決定。ゲームのSDグラフィックそのままのアクションフィギュア。ガン○ムでいうところのBB○士みたいなものか。初代とMk−IIのセットでイベント先行発売で5000円。
高ッ。
一体2500円ですか・・・・・・。リアルサイズのアクションフィギュアもベルグバウ8000円は高価いっすよ・・・・・・。大手メーカーが製造するわけでない以上、大量生産できないので値段も高価くなるのはしょうがないんだけど。TVアニメ化されるだし、もうちょっとお手ごろな値段にならぬものか。これだと今後販売開始されるSRXっていくらになるんだろ・・・・・・5万円くらいなら出しても良いと思えなくもないですが、それ以上となるとなぁ・・・・・・・。

それと超合金魂で先月号でシルエットだったイデオン正式発表。イデオンはもともと3機もメカが合体して、その分離メカも2形態に変形するという実に玩具チックなロボットなので、超合金魂で出るのも納得といえます。手持ち武器はイデオンガンしかないけど、やっぱイデオンソードを再現するためにものすごーくながーいクリアパーツをつけて欲しい。
それにしても最近のラインナップはガンバスターの次にイデオンて、狙ってやってるとしか思えない(笑)


ホビージャパン
今年二度目のボトムズ表紙で完全新作ストーリーが開始。ボトムズは新アニメの噂もあったりするのでHJ発としてどんどん盛り上げていこうとしているのでしょう。それにしてもDVDBOX発売とやまとの1/12でよくぞここまで盛り上がったなぁ。

それと『飢狼<GARO>』の公式外伝も連載開始。この作品はこっちで放送しなかったのでよく分からんのですが、バンダイホビー事業部から出れるクロック&イクイップの出来は凄まじいものがあります。SICとコレってどう考えても製作側が暴走してるとしか思えないくらい出来が良いんですが、本当に採算取れてるんですか(笑)

↑などという比較的硬派な作品を連載しておいて今月は『Fate/stay night』の大特集をしてるんだから最近のHJは幅が広すぎる(笑)