S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディケイド激情態 レビュー
『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』に登場する、ぜんぶ自分のせいにされてブチ切れて、人相が悪くなったディケイド。
以前発売されたフィギュアーツのディケイドに新規造形の頭部を付属しただけです。だけなのに超絶品薄でどこも瞬殺という。
バンダイが生産しぼって数作らないのも全ては奴のせい、おのれディケイド!
↓以下画像コメント
▼ディケイド正面。背面。
他のライダーと並べても埋没しないようにと基本カラーリングはマゼンダ。そりゃ色がピンクのヒーローってのはあんまり居ない。
▼変身すると顔にカードがスココココと刺さる異形の頭部。モチーフはバーコード。商品最大の売りでもあるのでアップで撮ります。
劇状態頭部は、ディメンジョンヴィジョン(眼)の形状が変化し、額のシグナルポインターがオレンジから紫に変化。
▼ノーマル状態の頭部も付属。以前発売されたものより新規造形になっています。
それにしてもこの顔、バーコードとクリアパーツと複眼モールドが複雑に入り組んでて、頭部のみで胴体と同じくらい製造コストかかってるような気がしますが、もしディケイドがMGでプラキット化されたらパーツ分割ってどうするんだろ・・・・
▼メイン武器、ライドブッカー・ソードモード。アタックライドで強化して、ディメンションスラッシュを放つ事も可能。
▼ライドブッカー・ガンモード。これもアタックライドで強化してディメンションブラストを放つ事が可能。
▼「ファイナルアタックライドォ! ディ・ディ・ディ・ディッケイドォ!!」
必殺技・ディメンションキック。
・・・ファイナルアタックライドキャンペーン? そんな速攻で無くなったモノなど見たことないので知りません。
▼ライダーカードを摘める手首が付属・・・・・するんだけど、肝心のカードが付属しないのでディエンドのやつを流用。ディケイドに使えるカードが1枚もないんだよなあ。
▼人差し指を立てた手首も付属するので、コンプリートフォーム付属のケータッチを持たせてみる。
劇中では変身するのに10種のマークをタッチするのが地味に時間かかるため、途中からは省略されてました。
▼コンプリートフォームと並べてみる。
しかしまぁ、こんな奇抜極まりないデザインをよく考えたというか、よく採用したというか、これが劇中ではカッコよく見えるんだから、デザインというのは動いてナンボ。初見で「ダサイ」とか言うと後で恥をかくのはライダーと∀ガンダムで学びました。
▼旅の相棒・小野寺ユウスケが変身するクウガと。
▼間違いなく士のストーカー・海堂大樹が変身するディエンドと。
見比べて分かったけど、頭部、胸部、肩、ベルト以外はまったく同じパーツなのね。
▼TVシリーズ2話や劇場版で対決したアルティメットクウガとブンドド。
▼MOVIE大戦2010!
どのライダーと並べて馴染むのがディケイドの特性ですな。
▼「通りすがりの、仮面ライダーだ」
▼
そういや、まだ放送終了から1年経ってないんだよなあ・・・
今改めて考えると、第1話のライダー大戦から超絶丸投げ最終回までインパクトの連発でしたが、過去のライダーの商品的価値を引き上げ、自分としては10年間とくに意識せずに見続けていた平成ライダーのオリジナルを観てないと分からない小ネタを発見するにつけテンションが上がり「自分はこんなにも平成ライダー好きだったのか」と自覚できたので、話のまとめ方が多少アレでも意義深い作品だったと思います。こんなインパクトある作品はあと10年は出ないです、間違いなく。
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