11月20日


機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第33話
戦後処理の話。いけしゃあしゃあと責任追及するアリアンロッド組とそれを受け流すマッキーとの狸の化かし合い。父親とは血の繋がりが無い、私怨が主目的ではないようだし、子供の頃から「バエル」という言葉を口にするなど、マッキーは何を考えているのやら。今週のヴィダールさんの「近くに居る」発言は、メンタル的な意味なのか、フィジカル的な意味なのか。
あとジュリエッタとガランの関係性は、育ての親のようなものか。「ヒゲのおじさま」と距離のある呼び方なのは、本名を知らないからだろう。恨みとか復讐とかめんどくさい方向性には行かないようだし、ヴィダールさんの皮肉を褒められたと思ってドヤってるし、シンプルな精神構造の娘でよかった。
地球にやって来たオルガにマッキーが面会(まだその仮面してたんかい)そこで鉄華団への報酬として火星の主権を提案。ずいぶんと大きな話になったがオルガはこれに乗る。これで鉄華団の「上がり(最終目標)」が見えてきたが、タカキがここでギブアップ宣言。この地球支部編はタカキの修羅の道への通過儀礼のような話かと思ったが、保たなかったか・・・。妹との穏やかな生活がタカキにとっての「上がり」だったと。それに対し三日月はドライな態度を見せるが、明文化できていないだけで、タカキが戦いから離れた事にホっとするのであった。さらばタカキ、ED終わりのラストシーンで、これヤクザ物なら足を洗った人間は刺されるか撃たれるかするんじゃと思って焦ったぞ。
次回、デアゴスティーニのように徐々に完成していったガンダムヴィダールがついに登場。「アレ」を搭載しているとなると、相当ヤバげ。こんなのと戦ったら無事で済みそうにないんですけど。今の状況だと今後はテイワズ絡みのゴタゴタにも巻き込まれそう。ラフタが人妻でありながら昭弘に弟分以上の感情を持ち始めているようだし、どうなる事やら。




機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜
3章ほど脚色は加えられず、だいたい原作まま。デギンの「老いて子供など作るものではない」は、セリフだけ見ると冷たいんだけど、ガルマへの溺愛ぶりが伝わる良いシーン。ララァ役の早見さんは前にユリンやアイラなど同ベクトルのキャラやってるだけあって全く違和感なし。古川さんのカイは今でも声がぜんぜん変わっておらず、若々しくて凄いなぁと。
宇宙世紀初のMS同士の戦闘シーンは、ブグ1機、ザクI3機で、愚連隊な黒い三連星を率いるラルさんかっこいい。そして旧ザクにボコボコにされるガンキャノンが弱すぎてなんか複雑な気分に。いや、オリジン版ガンキャノンは旧式という設定なのは解ってるんですがね。
アムロも本格的にストーリーに絡んでくるが、カイに無理やり連れられ連邦の敷地に侵入してボコボコにされるシーンは尺が足りないのかカット。その代わり、テムの自宅データからガンダムの存在を以前から知っていたという風にアレンジ。この、コミュ障でうだつの上がらない少年が、ジオンを地獄に叩き落すんだなぁと思うと感慨深いものがあります。


■THE ORIGIN IV公開!池田秀一「シャアが赤くなりかけてる」、ルウム編は全2話 - コミックナタリー
第5章は1年後。6章は2018年。気の長い話だけど、ガンダム大地に立つのも現実味を帯びて来たかと。


■仮面ライダーエグゼイド 第8話 男たちよ、Fly high! | 東映[テレビ]
レーザーのレベル3の変形方法ってオートバジンと同じっすな。ゲンム社長の正体がもうバレた。と思ったら敵の策で虚言癖の疑いをかけられる羽目に。ていうか変身現場を簡単に目撃される社長とか、嘘つきと思わせるために策を弄したりとか、なんか敵のやる事がスケール小さいというか・・・
来週の日曜アメトーークでライダー芸人第2弾。8月にやったばっかなのにもう? と思ったら映画宣伝か。なら来年1月のジュウオウジャーvsニンニンジャーの宣伝で戦隊芸人もできるはず。