コトブキヤ 1/100 R-1 レビュー




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スパロボOGにて、アルトアイゼンと双璧をなす主役機体。初出作品である新スパロボが12年も前なので、リアル頭身だったことや、リュウセイがものすごいバカだった事や、ライにホモ説が流れてた事や、『リアルロボットファイナルアタック』とか『リアルロボット戦線』とか『スーパーロボットスピリッツ』とか『スーパーヒーロー作戦』に出演してた過去は、αシリーズやOG世代の若い人は知らないんだろうなぁ。
発表当初は、そのR-2、R-3と合わせて「バー●ャロンみたい」と言われてましたが、寺田Pが当時のインタビューで自ら「バーチャ●ンみたいですが」と言っていた大らかな時代。それにしても今見るにつけ、デザインといいカラーリングといい、ヒュッケバインがNGでこれがOKなのが何ともはや。



ヒュッケバインMk-II、アルトアイゼンに続くコトブキヤ1/100キット。サイズが大きいので色分けは徹底されており、ほとんど完璧。肩と脚にあるグレーの台形ディテールまで色分けされてます。
1/144キットでは変形ギミックのため可動と強度が犠牲になっていたけど、1/100では可動範囲も広くて、多少のことではグラつかない堅牢な作り。もともとR−1は格闘ゲームにも出たことある格闘ロボなので、下半身のポージングが幅広いのは有り難い。



変形は1/144と同様に股関節を変形パーツに差し替え式。そもそも脚部がどうやってあの位置に移動しているのか謎なので、完全変形じゃないのはしょうがない。 
他にも、ゴールデンメタルナイーブコールドメタルナイフが差し替え無しで取り外しできたり、T-LINKナックル用のメッキパーツに、T−LINKソード用の手刀と、R−1に必要な要素はほぼ全部再現されてます。


 T-LINKナッコォ!!


難を上げるとすると、肩部。なんか肩幅が妙に広いし可動範囲が狭い。必殺技がパンチのロボなので、斜め前方に腕を突き出すようなポーズができないのはつらい。今のガン●ラ基準で、前方に引き出せたり、斜め方向にスイングくらいはして欲しかった。これさえクリアできていればほぼ満点の出来だったんだけどなぁ。

とはいえ、前作のアルトアイゼンはプロポーションが違うので比較できないけど、同じオーソドックス体型であるヒュッケMk-IIの時はけっこうグラグラしてたんで、ポージングの安定性に関しては格段に進歩してます。これなら次回作であるビルトビルガーはかなり期待できるかと。