ROBOT魂 蜃気楼 レビュー




「戦局を左右するのは戦術ではなく・・・戦略だ」


乗ってるのが量産型の無頼か、ガウェインでは後ろのシートにふんぞり返ってハドロン砲撃ってるだけだった主人公にようやく登場した専用機。最大の特徴が火力でも機動力でもなく防御力だし、劇中で最強というわけでもないというのが、王道は通らないこの作品をいかにも表しているといえましょう。最後はトリスタン・ディテクターに後ろから攻撃されて大破という微妙に情けなかったしなぁ。
という事でキット化が待ち望まれながらもけっきょくなされず、放送終了半年以上経ってよーやく商品化の蜃気楼です。



↓以下コメントと画像。






▼正面。細身のシルエットにガウェインを思わせる黒と金のカラーリング。
手が長いのはルルーシュのかっこつけポーズを再現するためか、CLAMP体型を再現しているためだと思われる。





▼バストアップ。二つのマスクが折り重なったような4つ目顔。





▼背面。飛行ユニットは黒の騎士団で使用されている飛翔滑走翼ではなく専用のもの。






▼脚部からランドスピナーが展開。黒の騎士団では高機走駆動輪っていうんだっけ。基本的に浮きっぱなしなので、ダモクレス内の移動する際に使ったくらい。






「分かった。聞き届けよう、その願い」
うぃっしゅ。ではなく初登場時のポーズ。





▼胸部が展開して発射される拡散構造相転移砲。通称ゼロビーム。





▼クリスタルの取り外しが可能。劇中ではこれを射出し、ビームを乱反射させ広範囲の攻撃が可能。






▼腕部に装備されたハドロンショットが展開可能。内蔵火器なため銃火器などは使用しないもよう。蜃気楼の武装はこのふたつのみ。






大量破壊兵器であるフレイヤを無効化させるために使ったフレイヤエリミネーターが付属。唯一の手持ち物。まぁ実際使ってたのはランスロットなんだけども。収納状態の短いものを付属。





▼サルベージしたガウェインのドルイドシステムを流用した、蜃気楼の最大の武器である世界最高峰の防御力を誇る絶対守護領域。絶対領域ではない。ほとんどマニュアルで展開しているらしく、超速タイピングができるルルーシュしか扱えないもよう。
エフェクトパーツが付属し、脇に差し込むようにして取り付けます。





▼別売りの魂STAGE ACT2に差し込めるようになっており、このように距離を置いた展示も可能。画像のはランスロット・コンクエスターに付属したもの。あと飛行状態はガンプラのアクションベースがそのまま使えます。





コクピットハッチが展開。パイロットフィギュアは無し。運動音痴のパイロットのため操作系統はキーボードによるタイピングで行う。単独行動の多いルルーシュのために作られているので居住性も高いらしい。





▼無頼(ゼロ機)に付属のゼロフィギュアを乗せるといい感じになります。






▼フォートレスモード。日本と中華連邦を激しく行き来するための水中潜行形態。
変形は腕と脚をロックできるので、ブラブラになったりしないです。





▼腕と脚を後方に折り畳むようにして変形。収納状態のフレイヤエリミネーターも取り付けられます。
この形態でランスロットアルビオンを乗せて突撃するシーンは大いに盛り上がったなぁ。





ランスロット・コンクエスターと絡ませてみる。といっても実際に直接対峙した事ってほとんどなかったような・・・。





▼R2の中盤までの主要3機。そういや紅蓮可翔式も蜃気楼が登場する前にカレンが拉致られたから一緒に並んだ事ってないんだよね・・・。




待たされただけあって期待してたんですが、出来に関しては特に問題ないです。変形もカッチリ決まるし、フレイヤエリミネーターや絶対守護領域など、空気の読める付属物も見事。たぶん放送時にキット化されたとしてもここまでやってくれなかったでしょう。
異様に充実しているコレクターズ事業部のギアスKMFは、次は無難に聖天八極と思いきやトリスタンに行くという、この情熱はいったいどこから・・・モルドレッドと神虎も欲しいなぁ。




ROBOT魂[SIDE KMF] 蜃気楼

ROBOT魂[SIDE KMF] 蜃気楼