SIC 仮面ライダーキバ レビュー
平成仮面ライダー第9作『仮面ライダーキバ』より、主人公「紅渡」が装着する鎧。ファンガイアのキングの証であり「キバ」とは「キング・オブ・バンパイア」の略。
作品としては、現在と過去が頻繁に差し変わるという複雑な構成は、中盤も過ぎるとまったく違和感を感じず自然になっていたのは凄かったですが、ストーリー自体はメインライターである井上大先生の悪ノリがいつもの如く炸裂、良い場合(753の暴走とか)は面白いんだけど、悪い場合はスベった話をまるまる一話見せられる場合も多いという。中盤以降は恋愛要素が強くなり内容がケータイ小説になってしまい色々としんどかった・・・でもまぁ、最終回ラストまで見たらなんか愛着は湧いたよ!
↓以下、画像とコメント
▼正面、背面。デザインモチーフはバンパイア。基本形態であるキバフォームは素手での格闘戦を重視した形態。
未来からやってきた渡の息子・マサオもこれに変身。
▼バストアップ。肩アーマーが金属製で拘束鎖(カテナ)も金属チェーンになってます。
▼ポージング。劇中でよくやっていた、中指と薬指を折り曲げた状態の平手が付属。
▼劇中では、両手を伸ばして猫背になるようなポーズは多かった。
▼腰部のフエッスル6本はそれぞれ着脱可能。極小サイズながら造形と塗装はきっちりされていて、キバットに咥えさせることも可能。
▼キバットバットIII世(声・杉田智和)
通称キバット。渡に噛み付くことでキバに変身するの能力を与える。戦闘時の掛け声担当であり、フエッスルを吹いて武器を召喚したり、自身が分離して敵を攻撃したりとサポートもこなせる。「キバっていくぜ!」が口癖。
渡とは幼馴染であり相談相手。外見に反して、落ち着いた青年のような軽妙な語り口で喋る。父親のキバットII世はシブい。未来からやってきた息子のキバットIV世はチャラい。ディケイド世界には妹のキバーラもいるが、これも見た目に反して艶っぽい声で喋る。
▼「ガブッ!」
バックル状態とCG状態のものが別途付属します。こちらの方でもベルト装着とフエッスル咥えることが可能。
▼渡の父・紅音也と母・真夜が作ったヴァイオリン「ブラッディ・ローズ」が付属。
▼初回特典として、金属製のキバット(バックル状態)が付属。特典にするほどのモノでもないなぁ・・・
▼キバの右脚に取り付けられている拘束具「ヘルズゲート」
このパーツも金属製で実際に鎖を巻きつけてます。
▼キバットがウェイクアップフエッスルを吹くことでヘルズゲートが開放。周辺が暗闇に包まれ、強力な飛び蹴りを放つ必殺技「ダークネスムーンブレイク」
ヘルズゲートの展開は差し替えで再現。
▼ディケイド第30話でのブレイドと対決。さすがに獲物を持ってる相手に素手は不利だったのか、キバフォームの状態でザンバットソード持ってたぞ。
▼6人ライダー! クウガとアギトは持ってないもんで・・・
クウガはディケイド版として新素体で発売しても良さそうだし、アギトの新素体は、ぶっちゃけマシントルネイダー要らないから買ってないんだよなぁ。まぁディケイド買ったら嫌でも10人揃えたくなるとは思いますが。
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キバ単体としての出来は問題ないですが、なんせ付属物が少ない。手に持たせるのがヴァイオリンしかないし、どうにもプレイバリューに欠けます。普通だったらガルル、バッシャー、ドッガのパーツか、エンペラーフォームに換装くらいできるはずなんですがね・・・。
あと値段も、最近のSICはセット売りが基本ですが、単品売りで換装もできたブレイドや響鬼に比べ1000円ほど高価い。これは恐らく同作品内で他のライダーに可動素体を流用できないからだと思われます。イクサもサガもデザインラインが異なるし、登場するライダー自体が少なく商品展開もあまりできないので、よっぽどキバが売れない限りは他のライダー出ないだろうな・・・・
にしたって、エンペラーは受注販売とか、いくらキバが商業的にいまひとつだったとはいえ、やり方がどうにも府に落ちないんだよなぁー。
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