HGUC ZZガンダム レビュー
『機動戦士ガンダムZZ』主役機。高出力メガ粒子砲だのIフィールドだのと、モビルスーツ単機に何でも盛り込むのがトレンドだった宇宙世紀0088年に、アナハイムがガチでスーパーロボットを作ろうとした合体変形超火力MS。
逆シャアまでの主役ガンダムは出揃った感があるHGUCで、なぜかすっかり忘れられていたんですが、ガンプラ30周年だからなのか、UCに便乗したからなのか、合体変形を再現していた旧HGがあるのでハードル高かったのか、ともかくHGUC化。
▼正面。歴代ガンダムでもこうもスーパーロボット感をかもし出しているガンダムもそういない。
プロポーションはアニメ設定画準拠で良好。
▼バストアップ。ZZの象徴ともいえる最強武器・ハイメガキャノンのモチーフは某宇宙戦艦の某波動砲。
▼ZZの頭部も、下手すると下膨れ顔になったりとバランスが難しい顔ですが、HGUCではなかなか男前なバランスになってます。
あと、眼のシールが変な形だったので、適当に切って貼ってます。
▼主要武器・ダブルビームライフル。コクピット完備だったりするが、誰も乗りたがらないと思う。
▼通常時はダブルキャノンとして使用するハイパービームサーベル。
▼通常のビームサーベルより巨大なので1/100のビーム刃が付属しますが、もっと太くても良かったなあ。あと左手用の手首も欲しかった。
▼バックパックはミサイルランチャー内蔵。
▼変形時の決めポーズ。といっても作画ではパースかかっているので立体物ではあんまり決まらない。
▼全体的に可動範囲が狭く、腕は肩がバックパックに干渉するし、股関節はサイドアーマーが干渉するしであんまりポーズは付けられません。
▼コアファイターが付属。コアブロックへの変形はオミット。
▼上半身が変形するコア・トップ。機首となるダブルビームライフルにコクピットがあるためコアファイターがなくても単独運用可能だけど、ZZに合体後、パイロットは生きた心地はしないと思われる。
▼下半身が変形する、いわゆるGスカイなコアベース。バックパックがそのまま付いているので機動力が高い。
▼劇中ではもっぱらモンドとイーノが搭乗。土壇場でジュドーが乗るコアファイターとドッキングするのがパターン。
▼重戦闘爆撃機形態・Gフォートレス。劇中で変形した機会は実はあんまりない。
▼変形には変形用パーツを用いて、ほとんどバラバラといっていいくらい盛大に差し替えます。
▼HGUCガンダムチーム揃い踏み。Zガンダムの発売が2004年なので、HGUCで揃うのに実に6年かかったという。
あとはメガライダーのみ! だが、欲しいかと言われると・・・うーん・・・。
▼HGUCではあんまり充実してないネオ・ジオンのMS群。ZZのブンドド相手がもっと欲しいので、ドーベン・ウルフかゲーマルクあたり希望。
▼久々にバウを引っ張り出してみたら、9年前のキットとは思えぬ出来の良さにびびる。コレ、差し替えなしで合体分離できるんですよ? 今見てもオーパーツキットだわ・・・
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合体変形を差し替えにすることでプロポ−ションは保てていますが、可動が狭い。あまり可動に向かないデザインとはいえ、今のガンプラの標準から考えても、もう少し何とかなったと思うんだけどなー。でなければ差し替え変形にする必要性もないんだし・・・・。
バリエでフルアーマーは出るでしょうが、ランナー配置を見ると不自然に欠けている部分があるので、これは恐らく強化型用のパーツが入るのかと思われますが、出るのであれば可動の方も改善して欲しいものです。
HGUC 1/144 MSZ-010 ダブルゼータガンダム (機動戦士ガンダムZZ)
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