MG V2ガンダムVer.Ka レビュー



ガンダムのMG化から早6年。当時は完全変形が技術的に難しいと保留されていたV2ガンダムがようやく発売。これによりガンダムTVシリーズ主役機は『00』までがコンプリートされました。映像作品だとスターゲイザーとかビギニングとかあるけど。AGE-3、AGE-FXだって出たら自分買うよ!
V2ガンダムそのものに関しては2年前の■HGUCレビュー時に書いたのでそちらを参照してください。


以下レビュー。スミ入れ、部分塗装、パーティングライン処理、ツヤ消しトップコート処理。制作時間の約半分は水転写デカール貼りに費やされました。









▼正面。背面。
塗装部は腕、腰、脚のハードポイント部の赤とグレー。あとはツインアイ部の黒くらいです。







▼バストアップ。ツインアイはシールの緑の部分を切り取って使用。






▼ポージング。股関節と足首の可動がボールジョイントのみなので、可動範囲は狭いです。まぁ劇中ではほぼ飛行ポーズだったんで派手なポーズする必要もないけど。





ビームライフルのマルチプルランチャー部が開口。





ビームライフルはさらにサブセンサーも展開。





▼頭部の精密射撃モードはパーツ差し替えで再現。
コアファイターが2機付属するので、片方をこの頭部にすればいいです。





▼オプションで連装式グレネードランチャーが付属。






ビームサーベル。柄はビームシールド発生器に収納可能。






▼ビームシールド。エフェクトがプリント成形されており、塗装ではないので擦っても剥がれません。凄い技術だ・・・






▼V2コアファイター
ミノフスキードライブシステムそのもの。2機しか生産されなかったが、オリファー機が特攻して1機失われたので、ウッソ機が唯一の機体に。





▼Vガンダムでは半分露出していた頭部は、V2では完全収納されるんですが、これが2次元の嘘で、アンテナの収納とか考えると物理的に無理があります。MGではこれを垂直下降から後方に下げるという方式で解決。







▼V2トップファイター
後期OPでのめっさ複雑な変形シーンが印象的。







▼V2ボトムファイター
V2用のハンガーとブーツは大量生産されていないので、V1ほどトリッキーな戦法はとれず分離形態の出番は少ない。





コアファイターが2機付属するので、両形態とも飾れます。
さすがに2個仕上げる労力は、無かった・・・





▼ドッキング。文章では表現しきれないくらい、微に入り細に入り複雑な変形ギミックが入っております。





▼MGヴィクトリーガンダム






▼2機を並べてみる。設定全長はほぼ同じなので、V2が若干オーバースケール気味な模様。





変形ギミックの凄まじさは言うに及ばず、パーツ構成がほぼパネルライン単位で分割されており、細かいグレー部の色分けが完璧。変形ギミックのパーツの逃がし方や固定方法など、ギッチギチのクリアランスには、もはや変態性を感じます(褒め言葉)
プロポーションは発売発表時に懸念されていた胴体部のバランスはそれほど気にならないレベルだと思います。
その分、可動範囲は狭いし、ヒジとか股関とか保持力が弱くパーツがポロポロ取れるのでポーズをつけて遊ぶ分には向きません。まぁMGのV2ガンダムにその辺を求めてる人もあんまり居るとは思えないので別にいいですけど。


そして後に控えるV2アサルトバスターは、今の販売方法だとセット売り版が一般販売、ABパーツのみ販売がプレバンて感じですかね。