HG ラファエルガンダム レビュー
『劇場版 機動戦士ガンダム00』に登場。ティエリア3番目のガンダム。
隠しギミックに関しては、キットのインストでバレバレだし、今月のホビー誌で設定画が解禁になっているので遠慮なく書きます。これから映画観にいくという人は注意して下さい。
イアン設計のソレスタ製ガンダムと違い、ティエリアが宇宙戦艦ソレスタルビーイング号の中で独自に製作したもの。使える部品が限られてるからか、ティエリア本人の趣味かは知らないが、本体はガ・シリーズの流用品に、前作の最終決戦で破損したセラヴィーを改修して上に乗っけているという。突然のELS出現を予期できなかったので、その辺にあった部品を適当に掻き集めて作った急造品なのではないかと予想。
「フルアーマーになる」とか「巨大ガンダムヘッドに変形」とか「今度こそ4体合体」とか色々言われてましたが、蓋を開ければセラヴィーガンダムIIに変形。「本体がリサイクル品」という設定が逆に予想外だったので、まぁ意表を付かれたという意味ではこれでもアリかなと。
▼正面。細身の本体に、本体よりもでかいのが覆い被さっているという異形のシルエット。
ギミックよりも、「ガンダム」という括りでよくまぁこんな斬新なデザイン思いついたなぁと感心。
▼セラヴィーIIのヒザにあたる部分にGNドライヴが搭載。
▼バストアップ。ティエリアのイメージカラーである紫が初めて機体に使われたけど、ティエリアも自分で作ったやつなんだからアピールしたかったんだろうて・・・
▼背面。丸いのがGNドライヴで合計3基搭載ですべて擬似太陽炉。実は腕部とGNバズーカだった2本のスタビライザーは左右計2パーツのモナカ割りです。
上部ユニットはこの時点で既に人型のシルエットが解るので一部ではGNキン肉バスターと呼ばれていたり。
▼メイン武器である、セラヴィーIIの脚部が展開するGNビッグキャノン。粒子ビーム発射にのみGNドライヴが宛われているので非常に高出力。
▼セラヴィーIIのヒジ部が可動しないのでクリア製のスペーサーを使って発射方向を切り替えます。
▼劇中ではバスタービームかローリングバスターライフルよろしく、ビームを発射したまま薙ぎ払うくらいの大出力。
▼尖端を飛ばして遠隔操作し、クローによる格闘武器としも使用可能。
ディスプレイスタンドが付属しますが、飾るには高さが足りない・・・
▼てことで魂STAGE。外して飾るにはやっぱこれくらいは必要だなあ。
▼上部ユニットを外した状態。セラヴィーとは違いあくまでこちらが本体。でも太陽炉は搭載していないので分離するとすぐ燃料切れになると思われ。
▼本体の武器でGNビームライフル。銃口が縦長でプルトーネ、ナドレと同系統。
▼ガデッサと比較。キットの構造がポリパーツの位置までまったく同じ。金型流用ではないけど、設定では腕、フトモモ、関節部はガ・シリーズと同じパーツだと思われます。
▼これで劇場版4ガンダムが揃い踏み。クアンタ以外みんな武器でかいな!?
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本体がガ・シリーズのバリエキットみたいなもんなので、上部パーツの方がメインのキットといえますが、腕が2パーツ構成、肩のGNバーニアも別パーツ化されてなかったりと、クロー部分以外のパーツ構成が大雑把すぎるなぁ・・・。
ランナーに「a」というタグが付いてたので、パーツを一部流用して変形版セラヴィーガンダムIIを出すからそれと合体させて下さいって事なんでしょうが、仕上げるなら発売待った方がいいかなぁ。
HG 1/144 CB-002 ラファエルガンダム (機動戦士ガンダム00)
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