スーパーロボット大戦L クリア
- 出版社/メーカー: バンダイナムコゲームス
- 発売日: 2010/11/25
- メディア: Video Game
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三箇日過ぎてもめぼしいネタがありません。てことで遅まきながら正月休み中にクリア
以下ネタバレ感想
最終話の出撃編成はこんな感じ。
1:ラッシュバード | インフィニットジャスティスガンダム |
2:ストレイバード | レジェンドガンダム |
3:ウイングガンダムゼロ | ストライクフリーダムガンダム |
4:トールギスIII | ケーニッヒモンスター |
5:デスティニーガンダム | RVF-25メサイア(ルカ) |
6:VF-25Fメサイア(アルト) | VF-27γルシファー(ブレラ) |
7:VF-25Sメサイア(オズマ) | VF-25Gメサイア(クラン) |
8:エヴァンゲリオン初号機 | アカツキ(ムウ) |
9:エヴァンゲリオン2号機 | エヴァンゲリオン零号機 |
10:ラインバレル | ペインキラー |
11:ヴァーダント | イダテン弐型 |
12:アパレシオン | ハインド・カインド |
13:ツバキヒメ | セレブレイダー |
14:イクサー1 | イクサー2 |
15:イクサー3 | ディスィーブ |
16:マジンカイザー | グレートマジンガー |
17:鋼鉄ジーグ | 磁偉倶 |
18:コン・バトラーV | ボルテスV |
19:ガイキング | スペリオルスティンガー |
20:ライキング | バルキング |
21:ダンクーガノヴァ | R-ダイガン |
22:ゴーダンナー | ゴーオクサー |
※メサイア(ルカ機)は合体後のダンクーガノヴァマックスゴッド。セレブレイダーは合体後のゴーダンナーTDMにそれぞれ編入。シングルになったデスティニーとツバキヒメはアタックコンボ要員として使用。
▼システム
改善されたパートナーシステムは、前作ではあくまで援護用のサポート要員だったパートナーが、今回では「2対2」という戦闘になるので、効率よく攻撃できるように射程と攻撃力が揃うような組み合わせを考えたり、強化パーツ廃止の代わりに導入された「ユニット固有ボーナス」で長所を上げたり短所を補ったりできるので、2体ペアの組み合わせるだけでこれがなかなかシンプルで奥深い。だいたい同系統のユニットをペアにすればいいんだけど、あぶれたユニット同士をどうするか考えるのが楽しかったであります。
▼ゲームバランス
ダレない程度に簡単すぎず難し過ぎず、程よいバランスだったかと。HP10万以上のボスクラスでもちゃんと考えれば1ターンで撃破できるくらい。バランスブレイカーなユニットもいません。最終シナリオでラスボスに近づいたと思ったらHP50000の増援を全部撃破せよって言われ、それを全部倒したらまた増援が出てきた時はさすがにゲンナリしたけど。まぁ面倒だからラスボス集中攻撃して1ターン撃破しましたが。
今回の最強ユニットはマクロス・クォーター。MAP兵器マクロスキャノンの射程範囲にどれほどザコを誘導できるかがキモ。
それ以外では、空、宇適応Sで無改造でもほとんどの攻撃を回避できるバルキリー系。ENが25%回復するハイパーデュートリオン搭載のストフリ、インジャス、デスティニー、レジェンドのSEEEガンダム。登場はかなり遅いけど全パラメーターが高いマジンカイザー、グレートマジンガー(真)あたりが今回の強力ユニット。アタックコンボはKのとは性質がまったく違うので、攻撃力が高いデスティニーとツバキヒメのみ使ってました。
▼シナリオ
Wよりは突き抜けてなかったけどKよりは良かった。基本的にはマクロスF、ラインバレル、DESTINYがメイン。それにイクサー、ダンクーガ、新ヱヴァ、ゴーダンナー、ガイキング、神ジーグがそこそこ絡むような感じで、マジンカイザー、コンV、ボルテスは絡み無し。ボルテスはある意味マクロスFの範囲内だったけど(笑)
マクロスFはやる事ほとんどやっており、ミシェルが死亡退場するとクラン大尉がメサイアに乗れるようなったりとか、そのミシェルにも救済展開があるとか、最強攻撃はアルトとブレラの合体攻撃でシェリルとランカのカットインが入るとか、実に予想通りなスパロボフォーマットでした。他の作品はBGM多くて2曲なのにコレだけ6曲もあったし。
ラインバレルはアニメ版ベースだけど、燃える部分とコミカルな部分を抽出して上手いことアレンジできてたと思う。石神社長の試練には笑った。原作では別人になってる宗美には救済展開があって、仲間にすると原作ベースのキャラになるそうな。自分は最初のルート分岐で地上を選んでからずっとラインバレルのルート選んでたのに仲間にできなかったけど・・・。
DESTINYはスパロボZよりもさらに激しくアレンジ。キラさんの場を混乱させる言動はオールカット。逆にキラさんがデストロイからステラを救出し、シンからリスペクトされるという。ミネルバとアークエンジェルが敵対する事もなく普通に共闘。レイだけ一時的に抜けてボス的存在になるが、条件を満たせばシンの説得で改心して再び仲間に。イザークとディアッカはデュエルとバスターを持ち出してくるし、デュランダル議長も最後はけっこういい人だったりと、もうぜんぜん違う話だった!(笑)
新ヱヴァは原作通りに進むものの、第8使途(TV版サハクィエル)を倒した時点で、カヲル君が「世界が分岐した」みたいな事言って人類補完計画打ち切り。アスカは最後まで健在で覚醒初号機やビースト2号機は出ません。これはTV版から内容が大きく変化する前に強制終了って事なんだろうなぁ。後の展開はαシリーズやMXみたいな「スパロボにおけるエヴァ」な扱いになっております。マリも登場するが仮設5号機が第3使途と戦う場面がイベント処理されるだけでパイロットとしての登場は無し。エンディングでチラっとだけ登場。
オリジナルは、主人公、ライバル、敵の合計7人と、必要最小限しか登場しなかったのでそんなにドラマはなかったけど、主人公の一鷹はいい奴。アリスちゃんはいいアンドロイド娘で二人とも好感の持てるキャラだった。ライバルの悠兄ちゃんは、単に協調性がなかっただけだが(笑) 主役メカのラッシュバードは2号メカもパワーアップもなく必殺技と合体攻撃が追加されるのみ。派手なギミックはなかったけど、カッコ良かったからまぁいいか。
▼総括
スパロボ歴今年で18年の自分から見ても、しょうじきアピールに欠ける部分はあったのは否めないんだけど、実際プレイしてみると普通に楽しめました。まぁ自分は参戦作品とかあんま気にしないからね。グラフィックは過去作の流用が目立つけど、そのぶん新規作品のアニメーションが凄かった。マクロスF、ラインバレル、イクサー、ダンクーガノヴァの最強武器のカットインなんてほとんどアニメのようにぬるぬる動くし。スパロボとしてはシナリオ、システム共に十分に平均以上の出来ではありましたよ。
スパロボ20周年の今年は大作タイトルが2本はあると予想。今月中に何かしら発表がありそうな予感がするので、期待しつつ、中断してたタクティクスオウガを再開しますかー。