MG ガンダムサンドロックEW レビュー
H教授が開発したガンダムタイプのMS。砂漠地帯などの悪条件化での運用に第一として設計されている。パイロットはカトル・ラバーバ・ウィナー。
ウイングは変形するしバスターライフルが派手。デスサイズは悪そうな外見に大鎌と厨二的。ヘビーアームズは全身武器庫で派手。シェンロンは腕伸びたり炎噴たりパイロットの扱いからして特殊。
それらに比べるとサンドロックはなんか・・・設定だとパワーと装甲は5機中もっとも高かったり、40機のマグナアック隊を指揮するため通信機能が高いとかあるんだけどパっと見て分かりやすい特徴が・・・・ていうか特徴からして砂漠地帯しか使えないみたいじゃん。スパロボでも補給装置が付けられてたりと、ユニットとして特長が見出せないあたりが窺える。アーリータイプが発表された時もデザインが色のみでほぼ変更なしという、どうも5機の中では不憫な印象が漂うのがこのサンドロックといえましょう。
↓以下、画像コメント
▼正面。全身に入っているイエローのラインなど、複雑な配色はすぺてパーツ単位で色分けされています。
▼サンドロック改との形状的な差異は無く、違いはカラーリングとシールドのみ。以前は腰フロントアーマーのディテールが若干違ってたりしましたが、近年描かれている画稿ではそれも修正されていて、色のみです。
▼背面。TV版とはヒートショーテルのマウント方式が変更。基地とか戦艦に入る時はわざわざ外さないと入れないと思う。
腰にビームマシンガンをマウント可能。
▼バストアップ。コクピットハッチが開閉。TV版では肩に付いていたホーミングミサイルはEW版ではオミットされセンサーに。
▼メイン武器である曲刀・ヒートショーテル。TV版より大幅に巨大化し機体全長よりも長い。
刃の部分はグロスインジェクションで成型色でも光沢があります。
▼肩の可動範囲が広いのでエンドレスワルツでやった腕を交差するポーズも可能。
▼ポーズいろいろ。今までのガンプラでこういったヒート系武器をクリパーツにしたのってMGグフくらいであまり無いので、けっこう新鮮。
▼TV版でバックパックを改造したのでクロスクラッシャーが使えなくなり、攻撃力低下を補うために装備されたビームマシンガン。
本来なら改造後に装備された武器で、そもそもエンドレスワルツ本編では未使用。
▼コブラの形状をしているシールド。眼にあたる部分からシールドフラッシュを発射。尖端が展開してクロー状態に。あとビームマシンガンをマウント可能。
改造前と改造後で唯一形状が違う部分であります。
▼シールドにヒートショーテルを取り付け、相手を挟み斬るクロスクラッシャー。ヒートショーテルの開閉が可能。
TV版ではバックパックも合体させており改造後には使用できなくなってたけど、EW版ではバックパックは必要なしで改造後も使えます。
▼同一フレームであるデスサイズ、シェンロンと並べてみる。内部フレームが同じだからこそ出せる共通項みたいなのがありますな。
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鎌とシールドしか付いてなくて若干物足りなかったデスサイズと比べると、ビームマシンガン付属、クリア製ヒートショーテル、ギミック多数のシールドと、プレイバリューが格段に上がっています。複雑な配色を再現した色分けなど、見所も多い良キットかと。サンドロック改を出すならシールドを変更してマントを付属させればいいっすな。
これで残るガンダムはヘビーアームズのみ。これも武器テンコ盛りなので期待です。
MG 1/100 XXXG-01SR ガンダムサンドロック EW (新機動戦記ガンダムW Endless Waltz)
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