1/144 ヴァルヴレイヴIII 火神鳴 レビュー


近距離戦闘と遠距離砲撃に特化したヴァルヴレイヴ3号機。動力源は1号機の“レイブ”を複製した“ミラーレイヴ”。どうもハラキリ攻撃が可能でOSに娘が出てくるのはオリジナルの1号機だけな模様。パイロットは咲森学園生徒の中では当初から戦意の高かった山田ライゾウが搭乗。
ヴァルヴレイヴのキット2発目。普通なら登場順でヒロインでコミックで主役もやるサキさんのが出そうなもんなんだけど、戦隊でいう所のキレンジャーポジションで、最もシルエットが異なり、金型的に一番面倒そうな機体を2番手に持ってくるあたり、バンダイホビー事業部の気合の入れようを感じます。










▼正面。機体の外見的特長を示すデカい腕が実にスパルタンなシルエット。







▼背面。








▼バストアップ。ヴァルヴレイヴの頭部はセンシズ・ナーブの形状とオデコの形以外は同じ。







▼顔はセンシズ・ナーブが縁取りになっているという複雑な形状なため、パーツ単位で色分けされておらず、クリアパーツにシールを貼ります。








▼メイン武器の長距離砲・「アームスロトンガー・カノン」










▼バッフェを手掴みできるほどの巨大な腕で格闘戦も可能。指は各パーツが可動。







▼肩に装備された「チェーン・ソーサー」 円盤状の硬質残光を発射。







▼肩部背面に装備されたウェポンコンテナ「ダイ・アームズ」 8本に分割される展開アーム用武器を搭載。
■設定画を見ると武器が独鈷杵みたいな形状してるので千手観音モードって感じ。まぁキットでは腕の分割機構は再現できないんですが。







▼腋の下に装備されたフォルド・シックルも付属。これと頭部の「バリアブル・バルカン」、手首の「ハンド・レイ」の3つがヴァルヴレイヴ全機共通の固定武装







▼1号機に付属したエフェクトパーツがそのまま付属するので、両方買えば両脚に硬質残光パーツが付けられるようになります。







▼1号機・火人と並べてみる。デカイい両腕と肩キャノンのお陰で横幅が広がり、シルエットがまったく異なる機体になっています。







▼でも本体は共通。頭部と肩部のみが異なります。
また、巨大な腕の重量を支えるため、肩関節と腹部の可動部が火人とは異なりあえて固定化され、ヘタり防止になっています。





デカい腕が圧倒的でものすごく立体映えします。これはちょっと実物見ないと解らないかも。ガンダムはもちろんの事、ロボアニメ作品でもこういったシルエットの機体が商品化すること自体が稀なので新鮮味もあり、思った以上にカッコイイです。
相変わらずのシールの量は盛大だけど、ここまで色分け考えてないデザインもいっそ清々しい。

それにしても火人の武器分割といい、これの10本腕といい、オミットされたギミックがあるのは、上位キットへの需要を高めるためわざとやってるんじゃないかという気がしてきた。まぁそれよか発売未定の残りのヴァルヴレイヴがどうなるかなんですが。コレが出せたら他の機体は金型的にそんなに難しくはないので、全機発売して欲しいものです。

1/144 ヴァルヴレイヴIII 火神鳴 (革命機ヴァルヴレイヴ)

1/144 ヴァルヴレイヴIII 火神鳴 (革命機ヴァルヴレイヴ)