HG グレイズアイン レビュー


鉄血のオルフェンズ第1期ラスボス。ギャラルホルンによる阿頼耶識システム研究の試作機。あくまでシステム検証用の実験機であったが、負傷したアインを乗せる事で実戦投入に踏み切る事に。結果暴走して、ギャラルホルンの名を貶める事となるのだから、これもマクギリスの罠。
大型で手足が長いシルエット。パイロットが機体の一部と化しており、絶対に和解など成立しない正義感をこじらせた復讐心で襲ってくるという、この全身から放たれるやばいオーラ。「ガンダム史上最も残虐なラスボス」という異名も伊達ではありません。まぁ動きは凄かったけど命中精度はイマイチだったのかパイロットはどれも仕留め切れてはいなかったけど。
アインのような状態が阿頼耶識システムが本当の姿らしいけど、厄祭戦終結させたという72機のガンダムフレームのパイロット全員がダルマ状態だったのだとすると、とんでもなくえげつないな・・・・


↓以下レビュー。部分塗装と、目立つ部分のパーティングラインを処理しています。






▼正面。






▼バストアップ。





▼アンテナが前面に展開し、索敵モード。







▼背部に担架されている専用大型アックス。通常のバトルアックスより一回り大きい。







▼デカい機体がオノ2丁持っているという、この圧倒的威圧感。ぜったいに近寄りたくないです。
胴体はグレイズと共通していますが、腕が大型化したぶんヘタりやすいので、ボールジョイント部を太くしておくといいです。






▼肩装甲に機関銃を内装。キットでは差し替え式。
銃口がないのでピンバイスで開口。





▼脹脛部からスラスターが展開。






▼足部先端が閉じる回転するドリルキック。パーツは差し替え式。
パイロットが機体の一部と化している人機一体状態なため、全身がこれ武装






▼手首も回転するスクリューパンチ。







▼両腕部に装備されたパイルバンカー。







▼グレイズと並べてみる。胴体部とフトモモのフレームは共通しており、大型というより手足が長い。





キマリストルーパーと、そんな悪さしてないのに地獄に叩き落されたコンビ。
二人とも明確な「死」は描写されてなかったけど、2期ではどうなるんだろうね。






▼バルバトスとブンドド。







▼バルバトスは最終決戦で、アンテナと頭部左側面を破損。機動性を上げるため肩装甲とバックパックをパージ。





▼破損した頭部一部を別途制作してます。クタン3型や第6形態を買っていれば予備はあるので。







阿頼耶識のリミッターを開放した事で機体とパイロットの反応速度が高まり、正確無比な斬撃によりラミネートアーマーをフレームごと切断が可能に。
機体の強化ではなく、パイロットの強化で今まで使っていた武器の威力が上がるというあたりが燃える。しかしその副作用で片目と片腕の神経持って行かれ、代償は大きかった。





色分けはドリルキック以外は完璧。合わせ目もオノのみ。可動範囲は十分。そしてこの巨体ながら1400円なのが凄い。パーツ数が増えて値段が上がらぬよう、どのパーツも1パーツで抜けるよう工夫が見られます。まぁその分、肉抜き穴も目立つんですが、それはしょうがない。
オルフェンズは2期までの半年間のキット展開は外伝になるようですが、まだキット化されてない漏影も欲しい所。どうせならスピナ・ロディも外伝に絡ませてキット出せばいんじゃないすか。