CMsコーポレーション ガイキング レビュー



詳細文と画像は画像部屋で


 機体解説はリボルテックの時に書いたので割愛。

 発売が二ヶ月も延びてたCMsコーポレーションのメカアクションシリーズ ガイキングがようやく届きました。さして派手に宣伝していたわけではないので、ほとんど瞬売みたいです。
 この手の彩色済みトイというのは、大手のバンダイでさえ出すモノ総ての出来が良いとは言い難い訳で、クオリティには当たり外れがあるのですが、このCMsガイキングは当たりです。
 各部の鋳造表現やメカニカルな関節ディテールなと、外観はかなりアレンジ入ってて賛否ありそうだけど、同サイズで超合金があるので差別化を図ってるんでしょう。プロポーションは抜群に良いです。クリック機構内蔵の各関節はデザインを損ねない程度に思ったよりもよく動き、肩部はガンプラ並の前後スイングまでできる。サイズや重量の問題でリボルテックほど派手なポーズは無理だけども。塗装も金属の質感がよく出てるし、一見すると合金トイっぽいけどコレ全部ABS製です。
何よりこのしっかりした安定感。動かして遊んでてもぜんぜんグラつかないです。可動部というのは多ければいいというものでもないし、思ったようなポージングがしっかり決まるというのは可動モデルとしては何よりも大事なのです。
 難を上げるとすれば武器の保持力が弱いのと、フェイスオープンギミックが無いって事ですかね。特にフェイスオープンはグレートになっても使用できるので再現したかった。合体機構とかゼクターフックとか他のギミックは超合金でやってるんでそっちで押さえとけばいいんだし。
 総合的に見てこのサイズで5000円は相場的にも相応な値段かと。おおむね満足してます。
 んで、10月発売のライキングと12月発売予定のバルキングと組み合わせればガイキング・ザ・グレートが完成。個人的に今もっとも欲しいロボットの立体物であります。ガイキングがこのクオリティなら今後も大丈夫そう。