ほぼMG 1/100ガンダムエクシア レビュー


他の画像は画像置き場にて

ガンプラの1/100スケールといえば、SEEDの時にストライクガンダムを放送1年足らずでMG化して以来、放送時に発売する1/100、特に主役級ガンダムに関しては「どーせすぐMG出るし」と買い控えされてしまったりしている昨今であります。とはいえ去年のインフィニットジャスティス以降、急激にクオリティが上がっているので実質的には内部フレームの無いMGくらいのモノにはなっているわけで、そんな中での1/100エクシア
デザインのディテールアップ画稿をエクシアのデザイナーである海老川兼武氏本人が描いてるという“お墨付き”だし。可動に関してはHGではできない部分として、ヒジ部の二重関節、爪先の可動。そしてデザインを見るといかにも動きそうだったフトモモ基部の球状部分も横ロールするんで股関節回りの可動域は非常に広い。



立膝ポーズも可。

どりるきーっく!


色分けも、完璧とはまでいかないまでもHGよりはぜんぜん細かいし、シールドを塗装しなくて済むのはかなり楽。そしてHGでは付属しなかったGNビームサーベルとGNビームダガーのビーム刃のクリアパーツも付属してセブンソードが揃います。これHGで付けなかったのってわざとなんじゃなかろか。さらにビームダガーを展開させるために腰部に可動ギミックが入っていたりと、現状判明しているエクシアの設定はたぶん全部盛り込まれています。
というわけで結論からいうと、ほぼMGですこれは。やってる事はMGと一緒。内部フレームが無いだけよホントに。現在、原油価格の高騰かどうかは知らないけど、どんどん高価格化が進むMGで、いつ出るんだか分からないのを待つよりは、2200円で1/100買った方がいんじゃないかと思えます。だって未だにMGインパルスって出てないし。



ただ、プロポーションに関しては、HGと比べるとちょっと違和感が。

頭部と肩アーマーの位置に違和感があるような気がする。頭部に関しては、これは明らかに首が短い。これはボールジョイントの受け部分が奥まっている所為で首の可動部が活かされておらず、アゴを引くことができない。持ってる人は試してみたら分かるけど、頭部をボールジョイントに奥までハメこまないで、ただ乗せるようにすると丁度良いポジションになってるのが分かるかと。



効果前


効果後


写真じゃ分かりづらいだろうけど、これでアゴを引けるようになり、首の可動範囲も広がっています。対処方としては、

この赤い部分を全部切り取って、ポリパーツの位置を変更すれば何とかなると思うんで、ちょっと試してみようかと。