HGUC ガンダムEz8 レビュー
『機動戦士ガンダム第08MS小隊』後半主役機。アプサラス戦で中破したシロー・アマダ少尉の陸戦型ガンダムをオーバーホールを兼ねて大規模改修したワンオフの現地改修機。もともと陸戦型ガンダムはRX−78の予備パーツから流用、複製パーツで構成されており補修用のパーツが十分に賄えない状態だったため、陸戦型ジムや、ジオンの鹵獲MS、現地調達のパーツなどで応急処置的な補修を施されているが、陸戦型ガンダムの運用から浮かび上がった改善点やシローの意向なども取り入れ、装甲形状の簡略化による対弾性の向上と軽量化に成功。メンテナンス性なども改善されている。
ガンダムから装飾性を極限まで廃したミリタリー機能美の極北。登場するなりマゼラアタックに苦戦したりグフカスタムにボコボコにされたり、あんまり活躍らしい活躍はしてないけど、そこがまたリアルでいい。
HGUC陸戦型ガンダムの発売が2007年。当然のごとくEz8も出るだろうと思われたけど一向に発売アナウンスはないまま早6年。08小隊のBD−BOX発売に合わせ完全新規で発売となりました。
↓以下、画像コメント
▼正面。構造としてはHGUCジムII、ジムIIIと同じような感じ。
手首パーツは左のみ握り手が付属。画像のには他キットの連邦MS汎用手首を付けてます。
▼バストアップ。チンガードの形状が特徴的な頭部は、V字アンテナも廃し、これまた機能性優先のロッドアンテナに変更。
▼胸部の陸戦型ガンダムのマルチランチャーを廃し、シローの要望で対人威嚇用として12.7ミリ対歩兵用旋回式バルカン砲に変更。
▼アゴの赤は色分けされておらずシールだったので塗装しました。ついでにツインアイ、クマドリ部分、ロッドアンテナも塗装。
▼組んだ人なら解ると思いますが、頭部が胴体に埋まり気味で可動に制限がでます。
という事で首のポリパーツを加工、市販のボールジョイントを仕込んで首を延長。これでアゴが引けるようになりポーズの表情付けも決まります。
▼この時代の連邦軍陸戦型MSの一般的な武装である100mmマシンガン。
サブグリップとストックが可動。
▼陸戦型MSの一般的なシールドは通常のものに増加装甲を貼った改良版。グリップ部のグレーは塗装してます。
▼マシンガン、頭部バルカン、胸部バルカンを一斉射撃するEz8の必殺技「倍返し」
▼ビームライフルも付属。配備数は少ない貴重品。
▼ビームサーベルは脚部に収納可能。
▼初登場時に装備していたパラシュートパックが付属。旧HGでも付属してました。
▼ビニール製のベルトが付属しますが、肩への固定方法が「シールを巻く」のは頂けません。一回貼ったらもう使えませんやん・・・・・予備が3枚もあるけどさ。
▼HGUC陸戦型ガンダム付属のコンテナもそのまま装備できます。
▼コンテナに分解収納されている180mmロングライフルを装備。
▼陸戦型ガンダムと並べてみる。
▼グフカスタムと並べてブンドドしてみる。
▼
陸戦型ガンダムと比べるとプロポーションや可動域の向上。可動部が露出しないヒジ関節など、ガンプラ6年分の進歩が感じられます。
前述の通り、首が埋もれてるのが欠点のなので、そこさえ改修すれば抜群にカッコよくなるのでお試し下さい。
HGUC 1/144 RX-79[G]Ez-8 ガンダムEz8 (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)
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