ROBOT魂『アルヴァアロンDX the core of アルヴァトーレ』レビュー



「そうだ、主役はこの、アレハンドロ・コーナーだ!」


ガンダム00ファーストシーズンのラスボス機体、アルヴァトーレの中に入っていた金色のジム。最終回でのサプライズ要素として登場し、
(中からなんか出てきた・・・・・・・か、顔がジム! なんでジム!?)
という、衝撃の出オチで視聴者を一様にずっこけさせた。素人なのにはしゃいで最前線に出てきて敗北したアレハンドロ大使のキャラも加わり、存在自体がネタという罪深きモビルスーツ
なんだろう、スルーするつもりなのに買ってしまいました。多忙すぎて衝動買いとか何かでストレス解消したかったんだろうか・・・・しょうじき活躍シーンの印象がないので最終回を見直してみたところ、登場シーンは約4分。そりゃ思いだせんわ。


↓というわけで以下画像とコメント









▼正面。全身が金色、なのに顔がジムという絶妙のアンバランスさがこの機体最大の魅力。
通常版では金色風成型色ですが、こちらのバージョンでは全身に金色塗装が施されてます。つか、ただでさえニッチなのにわざわざ通常版を買う人っているんだろうか・・・






▼背面。背後のウィングはアルヴァトーレの外装でもあるので、主にシールドとして使用。





▼バストアップ。それにしても何でこの顔になったんだろう・・・たぶんリボンズが「この顔が今の流行でガンダムよりかっこよくてクール」と、大使を騙していたんだろう。





▼頭部のゴーグルや、青いレンズ部分はクリアパーツ。アゴの部分も別パーツだし、やたらにパーツ構成が凝ってます。




ビームサーベルは連結状態のものと、分離状態が二本付属。





▼ビーム刃は通常のクリアレッドのものに加え、ボーナスパーツとして「イメージ重視」のクリアイエローのものが付属。ブリスターではなく袋入りなので、急遽封入が決まったんだろうなぁ。





▼アルヴァトーレのビーム砲でもあるGNビームライフル。劇中では登場するなり一丁捨てている。





「塵芥と成り果てろ、エクシア!」 
なんか背中のウィングが粒子加速器にでもなっているらしく、ビームライフルから極太ビームを発射。






▼なんかウィングに長いライフル2丁の姿を見たら、アレを思い出した。





▼DX版にのみ付属するアルヴァトーレの一部。








▼パーツの合いが非常に良く、あんまりにもピッチリと収まるので、オブジェとして完成度がやたらに高い。この状態のまま飾っておきたくなります。
ていうか、よくこんなの思いついたなぁ、アイディア賞ものですな。




▼これがアルヴァトーレの上の部分だとすると全体は相当でかい・・・こりゃ立体化は無理だわ。





「ふはははははは、全身金ピカで超かっこいい上に、GNフィールドで超堅牢な防御力を持つこの機体は無敵なのだ」





※回想
エクシアの武器って、実はバリア貫通効果があるんだぜ」





「ぎゃあああああ!!」





ネタのつもりで買ったのですが、結論から言うとものすごく出来が良いです。可動はよく動くし、パーツ構成が凝ってるし、プロポーションは設定画に忠実だし、「アルヴァアロンの立体物」として考えれば100点満点といってもいいかと。
バンダイの人もこの機体の存在そのものがネタであるのは十分に承知しているだろうし、ネタにも全力投球なロボ魂はやはり侮れないぜ・・・


ROBOT魂[SIDE MS] アルヴァアロン

ROBOT魂[SIDE MS] アルヴァアロン

ROBOT魂[SIDE MS] アルヴァアロンDX the core of アルヴァトーレ

ROBOT魂[SIDE MS] アルヴァアロンDX the core of アルヴァトーレ