HGUC ネモ(ユニコーンVer.)レビュー
本来ならエゥーゴに供給されるはずだったマラサイが政治的判断でティターンズに譲渡されてしまったため、新たにジムIIの発展型として開発された量産型MS。ジムIIより高性能かつ、リック・ディアスよりコストパフォーマンスに優れておりエゥーゴの主力機として活躍。エゥーゴが連邦と併合後は、どぎつい緑色のエゥーゴカラーからライトグリーンの連邦カラー塗り直されガンダムUCに登場しジュアッグと一戦交えてます。トリントン基地ではデザートカラーの機体が居たあたり、連邦所属になってからはその辺のジムと同じように扱われている模様。
長らくHGUC化が望まれていたけれどZガンダム劇場版の時はHGを飛び越えてMGが出てしまったアイツがUC登場効果でキット化と相成りました。ジムII、ジムIIIとパーツ流用かと思いきや完全新規になってます。実はエゥーゴカラーとは、肩、腰、襟元など、■配色がけっこう異なってたり。
↓以下、画像コメント。個人的にはネモといえば武道家。
▼背面。バックパックと脚部スラスターがジムスナイパーIIからの流れ、という後付設定。
肩と脚の赤い部分は色分けではなくシールです。
▼劇中では市街戦だったのでビームライフルではなく実体弾のジム・ライフルを使用。在庫品を持たされただけかもしれないけど。
▼ジュアッグに受け止められたビームサーベル。
▼デフォルト武器であるジムII、ジムIIIと共通のビームライフル。付属しないのでどっちかのキットから流用しましょう。
▼ジュアッグとブンドド。劇中ではビームを喰らったりキャノン砲でどつかれたりボコボコにされていた。
▼ジムII、ジムIIIと並べてみる。去年のジムIII発売から1年足らずでこんなにジム系が充実するとは嬉しい限りですな。
▼一部形状が共通していると言われているジムスナイパーII(ROBOT魂)と並べて検証してみる。
▼・・・バックパックだけだった!
これでランナー流用でキット化は無理っぽいね・・・・・
▼最近の連邦系MSでは、ほぼ標準で付属する手首パーツも付いてくるし、手堅く良好な出来。欲をいえば武器はジムライフルだけじゃなくて、デザートカラーが持ってたロングライフルも付属して欲しかったなぁ。
ランナーの各所にスイッチが入ってますが、これはバリエキットを想定しているのではなく、エゥーゴカラーの配色を再現するためのものかと思われます。ネモのバリエってネモIIIくらいしかないからねえ。あれはさすがにキット化無理だと思うよ・・・・
配色の違いを再現するための設計というものを考えながら組むのもガンプラの面白さなので、エゥーゴカラー待ちという人もこの色はこれで有りだと思います。
HGUC 1/144 MSA-003 ネモ(ユニコーンVer.) (機動戦士ガンダムUC)
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