HGUC グフカスタム レビュー


機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場するグフの後期生産型。
グフカスタム」とはウィングゼロカスタムと同じくプラモの商品名が由来する名称で、形式番号のMS-07B3から「B3グフ」とも呼称。カトキ氏による絶妙なリファインと、劇中での1対6という状況で相手を完全に手玉にとる活躍ぶりと、最初から死ぬつもりで戦ったノリスの漢としての生き様。そして当時発売されたキットの出来の良さもあり大人気MSでした。
特にHGはプロポーション抜群、武装は一通り付属、それで値段800円という凄まじいプレイバリューの神キット。非ガンダムとしてはかなり売れたらしく、これでバンダイは「非ガンダムでも売れる」という手ごたえを感じ、同時期に展開していたエンドレスワルツ1/144シリーズも売り上げ好調で、これらがHGUC発足のきっかけになったと言われております。
↓以下、画像コメント






▼立ちポーズ。ヒジ間接がフレーム色じゃない? と思って確かめてみたら確かに機体色と同じでした。








▼なんかグフカスタムはアオリが似合う。







▼背面。







▼バストアップ。肩アーマーに合わせ目が出ますが、スパイクは別パーツになっているので、合わせ目消しは旧HGよりまだ楽です。







▼モノアイが可動。頭部の構造は旧HGとほぼ同じ。まぁそれだけ凄いキットだったという事なんだけど。
旧HGでは一体成型だった胴体は、HGUCでは腰と腰アーマーが分割され、それぞれ可動します。







「指揮車1、人型3、タンクもどき3、ひとつは真下か!」







▼可動はF2ザクと同じくらいには動かせます。







▼左腕に装備された3連装35mmガトリング砲。ノーマルグフのあのフィンガーバルカンはやはり使い勝手が悪かったらしくマニュピレーターに戻った。







▼マウントパーツを付ける事でシールド裏に保持できるヒートサーベル。ノーマルフグのはどう見てもビームサーベルだったけど(形状記憶合金らしい)B3ではちゃんとした実剣。








▼シールド尖端に着脱可能な75mm機関砲を取り付けたガトリングシールド。
胴体と腕の取り付け部にロック機構が設けられており、腕を上げたポーズでもヘタらないようにできてます。旧HGではシールドとガトリングが一体成型で、ガトリングを外した状態のシールドと差し替え式でしたが、HGUCでは設定通りに着脱可能。ちなみにMGでも加工しないと着脱できなかったりします。








▼ヒートロッド。ノーマルグフではいかにも電磁ムチ、というか触手であり、どう見ても腕の容積より伸びていたのが、B3ではワイヤー式に変更。先端のアンカーで対象に引っ掛ける。







▼ノーマルグフと比較。HGUCのプロポーションはB3から逆算したものになっているので並べると違和感がないです。







▼激闘を繰り広げた陸戦型ガンダムと。やはりEz-8が欲しいんですが、なんで陸ガン発売当時に出なかったんだろうなぁ。







旧HGが神キットだったとはいえ、胴体と腰は一体成型。関節部はポリパーツ丸出し。腕と脚のド真ん中に合わせ目が出たりと、やはり12年前のキットなので、あくまで当時として。
12年以上経って色分け完璧、ギミック再現、可動はよく動き、合わせ目は肩と脚くらいしか出ないHGUCの方がそりゃ良いっすよ。そしてやはり対戦相手のEz-8を発売希望。あと陸ジムも、どうせなら量産型ガンタンクも!


HGUC 1/144 MS-07B3 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

HGUC 1/144 MS-07B3 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

HG 1/144 MS-07B3 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

HG 1/144 MS-07B3 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)