HG ベアッガイ レビュー

『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングＧ』に登場する、HGUCアッガイの改造ガンプラ。
主人公イレイ・ハルの、少々天然気味なガールフレンドであるノヤマ・リナが、ガンプラを始めたハルくんに触発されて自分もガンプラを購入。アッガイを選んだのは店のガンプラの中で最も「かわいい」から。ガンプラ初心者のリナちゃんに改造など無理なので、模型店の店長やケンタをこき使って作らせた模様。
スーパーカスタムザクF2000の■インスト解説は厨二病全開で笑ったが、これの■インスト解説も笑った。ぜひ一読を。なんか組み立て図のフォントも丸文字だし・・・
↓以下、画像コメント

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正面。ガンダムを観たことがないリナちゃんにとってアッガイは、“ガンダムに出てくるクマ”だと思っている模様。
胴体はほぼアッガイですが、肩と股関節のフレーム部分は新規パーツになっています。

▼バストアップ。アップで見るとけっこう怖いな・・・
数々の流用パーツによって構成された頭部はそれ自体が鈍器になっており、頭突きで他のガンプラを一撃で破壊できる硬度があるらしい。

▼口が開きます。つぶらな瞳からはメガ粒子砲を発射。インストの写真だと口から蒸気らしきものが噴出していたので、冷却機構だと思われる。
リナちゃんにとって、ビームは目から発射されるものらしいが、まさか「目が粒子砲」と解釈したのでは・・・？

▼真ん中に付いてるモノアイは可動。キュートな耳も可動します。これは形状からしてセンサーだと思われる。

▼背面。背中にはランドセルユニットを装備。ガンダム等のバックパックは「ランドセル」と呼称すると知ったリナちゃんは、そのまんまのランドセルを付けてしまったようだ・・・。さらにビーム縦笛を装備。

▼ランドセルの中にはミサイルが搭載。股間に付いたプリティな尻尾は、これも形状からしてセンサーだと思われる。

▼アクションポーズ。

▼劇中では宇宙空間（！？）で戦っているので浮遊ポーズ。もう水陸両用とかそういうは超越したと思われる。

▼腕部は右腕のクローが廃され両腕がミサイルランチャーに。右腕にのみメガ粒子砲も搭載。頭部の武装と合わせるとなにげに重武装。

▼ランドセルに付いてるビーム縦笛。劇中では口に咥えて下部からビームを発射。
つか、この腕では持てません（両面テープで付けた）　劇中のカットを見る限り、ミサイルを指のように伸ばして保持しているみたいだけど、ミサイル、だよね・・・？

▼腕はアッガイそのままなので、差し替えパーツでフレキシブルアームの伸縮を再現。
クマの腕が伸びる姿って不気味だ・・・・・

▼ビギニングガンダム、スーパーカスタムザクF2000と並べてみる。ファンシーな外見とは裏腹にけっこうでかい。

▼ベアハッグ！

▼撲殺！

▼クマー！

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基本はアッガイですが、なんかもう、ガンプラ30周年の歴史で、外見から設定から“存在そのものが１２０％ネタ”というキットは自分が知る限りこれが初かもしんない。
アッガイがクマに例えられるのはガノタにとっては常識だけど、本気でキット化するあたりがガンプラビルダーズの懐の深さ。厨二設定のスーパーカスタムザクも好評みたいだし、キット展開自体はスターゲイザーやVSアストレイでもやってる既存キットのお手軽バリエだけど、ガンプラビルダーズのネタ改造ＭＳのキット化というあたりが新しい鉱脈のような気がしないでもないです。

HG 1/144 GPB-04B ベアッガイ (模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG)