ROBOT魂[SIDE MS] エルスクアンタ レビュー


刹那が地球外変異性金属体“ELS”との対話を成功させ、50年後の地球へ帰還した際のダブルオークアンタの姿。ELSと融合しており、クアンタムバースト時でパージしたパーツはELSで再構成されているが、通常時や飛行時など状態によって形態が変わるため固定されたシルエットは持っておらず、この形態は刹那が地球圏へ帰還した際にダブルオークアンタの形状を取ったのだと思われ。
劇場版のラストに登場してますが、全身が花に包まれていて普通のクアンタと区別がつかず、そういう設定だと判らなかったんですが、後に設定画が公開。世に知られるようになりました。
まさかの商品化だけど、00最後の機体なので記念品的な意味で買いました。00も完結して2年経つけど、最後の最後で刹那とマリナ姫が分かり合うが、刹那は人間じゃなくなっており、マリナは老婆になっているという皮肉さは、公開当時は困惑の方が強かったですが、設定が全て出尽くした今となっては00の結末としてはこうなのだろうなと思えます。
↓以下、画像コメント








▼正面。ELSと融合し、全体的にヌルっとしか形状に。内部フレームも全てELSに取り変わったのか、グレー部分もなし。
全身がパール塗装になっており、腰と爪先にはグラデイエーション塗装が施されています。







▼背面。シールドとソードビットが変質したような背部。触手らしい。きっと「侵食!侵食!」とウネウネ動くんだろう。
クリアパーツに3種のグラディエーションと、非常に凝った塗装が施されています。各触手は基部が可動。








▼バストアップ。頭部は比較的クアンタそのまま。顔立ちは穏やかに。








▼動いてないし、戦う機体でもないので、ポージングも取りよう無いんですが。可動範囲は十分あります。







▼地球外変異性金属体“ELS” 脳量子波を感知して地球にやって来た地球外生命体。地球人に対して敵意は無く、侵食、融合、擬態などは地球人類を知るための行為であったが、こんな金属の塊に体当たりされたら人間はたまったもんじゃないので、なんとか連中の言い分を聞いてみよう、というのが劇場版00の話。







▼小型ELSが3種付属。スタンドに付ける際は取り外しますが、後部のパーツもちゃんとあります。








▼これで劇中シーンを再現だ! 








▼さすがに3個じゃ足りないけども。







▼さらにオマケで連結パーツが付属。







▼オリジナルギミックの武器形態でELSランサー!







▼尖端からエネルギー弾を射出してるような体。








▼もう武器にしか見えなくなるので、こういうガンダムだと思ってしまう。







▼ELSビット! 脳量子波がないと問答無用で侵食されるので敵に回すとかなり怖い。まぁ戦わない機体なんだけども。







ROBOT魂ダブルークアンタと並べてみる。





設定がほとんど無い、たぶん戦わない、なのでポーズのつけようがない、というおよそ可動モデルとして商品化しづらい題材ですが、塗装が綺麗なので飾って置くだけでもありです。
そして付属物のおかげで意外にプレバリューを発揮(笑) 設定から逸脱しまくっているので、納得しない人もいるだろうけど、自分はこういう「武器に見えるから武器にしました」的なバカギミックは大好きですな。
これの受注数が良かったら、ELSジンクスもあり・・・?