HGUC ロト ツインセット レビュー


地球連邦宇宙軍特殊作戦郡「エコーズ」専用の特殊部隊用MS。隠密作戦や運用を想定しており徹底的な小型がさなれ全長は12.2m。開発は海軍戦略研究所、略してサナリィが行っているので後の小型MS時代の先駆けになった機体なのかもしんない。F91に登場するガンタンクR-44のご先祖的な機体でもあるわけですが、ガンタンクR-44はF91本編でも博物館展示の旧型だったので、そんなに時代は離れていないのではないかと。
二機一組で運用するという設定なので、2機セットになっています。セット販売は過去にも陸戦型ガンダム&ザクIIJ型とか、ドップ、マゼラアタックの1/144&1/100セットなどはありましたが、同じモノがまんま2個ってのは恐らく初。(黒い三連星ドム3個セットは除く)
以下、画像とコメント




▼正面。任務に合わせた武装バリエーションが多数あり、右肩にマシンキャノン、左肩に投光機を装備しているのがデフォルト。







▼背面。後方に重心が寄っている上に、足の接地性が低いため、よく後ろに転びます。
なんかこういう、いかにも「タンクに変形します」的なキャタピラが付いてる背中というのは燃えるものがあるような気が。







▼バストアップ。ゴーグル部分はさすがにクリアパーツにはできなかったようなので、シールで再現。







▼腕にマニュピレーター類は付いておらず、ミサイルコンテナとして使用。







▼溶絶用のビームバーナーの展開は差し替え式。








▼長距離支援用兵装のロングキャノン装備。これでガンタンクR44に近いシルエットに。








▼対空戦用兵装のメガマシンキャノン装備。Gキャノンを彷彿とさせます。設定では右肩にのみだけど、2個付属するので両肩装備も可能。







▼タンク形態に変形。1小隊8名の兵員輸送機としての役割もあるので、こちらの方がメイン。







▼劇中ではバックパックから人がワラワラ出てきたので、普段は胴体内で人がスシ詰め状態になっているに違いない。







▼変形自体はシンプルですが、腕を押し込むことによって可動が固定され、タンク形態でも腕がグラつかないようになっています。
というか、このサイズで差し替え無しっていうのが凄い。








▼2機セットなので、装備代えたり、片方だけ変形させたりと、いろいろと遊べます。まったく同じモノを時期を置かず2個組むっていうのがけっこうモチベーション要るけど・・・・







ジェガンギラ・ズールと比較。非常にちっさい。歴代ガンプラの1/144スケールのMSでも最小かと。他ではカプルくらい。







サイズ的にもっと大雑把な作りだと思ってましたが、まったくそんな事はなく、パーツ数、色分け、ディテール精度なども普通のガンプラと同等です。この辺はハイコンプロの技術蓄積あっての事なんでしょう。可動も以外とよく動きます、まぁABSオンリーなのでヒザ関節などはプラプラですが。
成型色ではダークグリーンだけど、設定画や本編でのカラーはグレーなんですけど。色が違いすぎるのは何でだろ・・・? どうせならグレーバージョンと2体セットでも良かったんだけどなぁ。


HGUC 1/144 D-50C ロト ツインセット (機動戦士ガンダムUC)

HGUC 1/144 D-50C ロト ツインセット (機動戦士ガンダムUC)