第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 クリア


クリアしました。プレイ総合時間は97時間。DLCシナリオは全部プレイ(総額2900円・・・)
バレ無し感想だと、2機1組になったお蔭で主役クラスは全部出撃できるためローテーションを考える手間もなく、Z2よりもスムーズに進めた感じ。
システム面では新たに設けられたタッグテンションやコンボなど、どのユニットで敵を倒すか、倒す順番をどうするか、タッグコマンドを使うか温存するかなど、精神コマンドや特殊技能以外での選択肢が増え、ゲームとしての幅は広まったかと。『OE』から採用されたレコードライブラリーは、条件を達成するとボーナスが貰えたり強化パーツが増えたり、目標値を達成するためのモチベーションになります。Dトレーダーは毎シナリオ終わる度に小話が挿入され、いつもの3人称視点ではなく、進行役のAGによるプレイヤー視点でキャラの絡みが見れたり、シナリオ中に条件を満たせば隠しイベントが発生したりと、ゲーム全般に進行が単調にならないよう工夫が凝らされていたのは今までのスパロボには無かった要素なので新鮮でした。
ストーリーはガンダム関係がUCを中心としたクロスオーバーが非常に良くまとまっていた印象。内容は未完だけど、ラプラスの箱とかフロンタルの正体とか、小説版を元にした伏線が入っており、手探り感がなくブレてないです。あとはフルメタ絡みで学生キャラがボランティア部を結成してたびたび日常パートが挿入されるのも今までにないシチュで楽しい。
戦闘アニメが一部簡素化し過ぎなのがあると言われているようだけど、特に気にはならず。まぁ確かに合体攻撃やトドメ演出が激減したりとか、所持武装のアニメを連続使用で繋げたのを必殺技扱いにしたりとか、敵はだいたい武器が2種類しかなかったりとか、制作に余裕がなさそうだとは思ったけど。中盤も過ぎれば大して気にならないしゲーム進行には支障ないし、そんな騒ぎ立てる事ではないと思いますがネ。戦闘開始時に生じるローディングは後編ではできるだけ短くして欲しいですけど。
トータル的に見ても最大公約数は守られている、いつものスパロボで楽しめました。後編も楽しみであります。



以下、50話〜最終話までのバレ感想。






50〜54話まで各作品の最終決戦連発。エースイベントもその間ずっと延期されるので54話終了時のイベントが物凄く長かった。50話でシュレード生存。ゲパーダは武器扱いかぁ。その後、鉄人、ビッグオーの完結シナリオで54話でミケーネとカグラと決戦。両軍に挟まれる格好になってたぶん全シナリオで最もしんどかった。そしてジン君復活。MIXも元に戻すし、不動指令なんでもアリだな。カグラとクレア理事長まで仲間になるが、パイロット追加されすぎで使いようがないです。なんで予備機は出なかったんかなぁ。真マジンガーはゼウス神が仲間になって笑えるくらい強い。ALL武器とアシスト武器は持ってないけど、全パラメータが高いのでスキルに「再攻撃」付ければ一回あたりの攻撃で30000ダメージくらい叩きだします。
クリアした後に攻略サイト見たら49話から分岐するifルートで、シュレード、ジン、ゼウス神は隠し要素だったみたい。まさか初回プレイで突入するとは・・・


55話でトゥハー・デ・ダナン宇宙へ! JでもWでもやらなかった事をやりおった。これはきっと

原作者「テッサ最後まで使いたいのでダナンを宇宙に出していいっすよ」
スパロボスタッフ「えっ」

というやり取りがあったに違いない。


56〜57話でアクシズ落とし。αアジールのグラフィックがぜんぜんSD体型でなくリアルサイズで笑った。なんやかんやあってフロンタルがアクシズ落とし。それをシャアが止めに入る。「ワイはアクシズ使ぉて次元修復するつもりやったんや」シャアは悪くなかった。ここで仲間に! ついで説得条件をクリアしたクェスも仲間に。サザビーとヤクトはグラフィック反転でない味方バージョンとか芸細かい。アクシズをみんなで止めるのはスパロボでは何度もやったシチュだけど、やっぱ盛り上がるなー。シャアvsフロンタルはUCでも小説版をベースにして、かなり踏み込んだ部分にまで達しており「ここまでやるか」と思った。後編ではアニメ版の結末をどのようにアレンジされるのか気になるなー。


58話でジェミナスと決着。ここでジェニオンが双子座のスフィアを取り込み最強技追加。ガドライトはDLCシナリオで掘り下げされてたけど、境遇は悲惨だが、行動原理が逆恨み甚だしく同情の余地はなかった。今回のオリ敵は本当に人をムカつかせるのを特化したようなキャラだったなぁ。ヒビキの「恨むでも嫌うでもなく、ただ軽蔑する」は、よく言ったと思った。
ここで超銀河グレンラガンもようやく登場。残り2話はアンチスパイラル決戦。59話でキタン死す。回避不可だけど。イベントで一回限りのギガドリルブレイクの戦闘アニメを作るとは破格の扱い。


最終話で天元突破グレンラガン。あのサイズをどう表現するんだろと思ったら、他の味方機もザコ敵もみんな銀河サイズに! スコープドッグもロトも銀河サイズです。天元突破は劇場版仕様で、天元突破ガンメン総攻撃も超天元突破も武器扱い。この戦闘アニメを観たら、いちいち他の武器アニメがどうたらとケチ付ける気が失せる。これが最終話だし、アンスパ倒したらオリ敵ラスボスが登場するんですよね。と、グランゼボーマ戦は節約して倒したら、そのままシナリオ終了。あれ?


最終話終了後にもインターミッションがあり、エピローグではいつもの戦いが終わった後の身の振り方会話があった後に出撃。ここでオリジナル敵が登場。蟹座のスフィアだと! そうかこいつがラスボスか、全力で当たるぜ! と思ったら1ターンで突っ込んできて2ターンで撃破。・・・・30分かかんなかったぞ。グランゼボーマが実質的ラスボスだった。こんな事なら最終話で出し惜しみするんじゃなかったよ。つか版権キャラがラスボスって久々っすね。COMPACT以来かしら。
そして最後はなんかえらい事に。天獄篇に続く。登場作品はUCとヱヴァ以外は決着が付くか、劇場版00、劇場版マクロスのように開始してないか、なので破界篇の時よりかはオチは付いたかと。ラストはクリフハンガーだったけども。



クリアデータ最終実績は、総ターン数は319。SRポイントは47。トップエースはゼロとキラが同着で151。エースの数は50名。
SRポイントはノーマルになるように調整して取得。簡単過ぎるのもアレなので【改造は5段階まで】 【マルチアクションは1回のみ】 【DLC強化パーツは使わない】と縛りは入れました。
最強ユニットはストフリと蜃気楼。この両機のMAP兵器があればザコはほぼ壊滅できるので、ウイングゼロはあんまり使わなかった。それ以外ではエースボーナスで攻撃力が跳ね上がるマジンガー真ゲッター。エースボーナスが異常に使えるガンバスター。エースボーナスとカスタムボーナスの両方付けると、鬼のように射程が長く、鬼のようにクリティカル出しまくるアムロνガンダム、といった所。
隠し要素はコーラサワー、クェス、そしてifルート行きをゲット。バイアラン・カスタムは欲しかったなぁ。エマさん、ファ、カツはぜんぜん育ててなかったからなぁ・・・まぁ後篇では普通に登場しそうだけど。



天獄篇の参戦作品はどうなるか。エピローグでネタ振りはしていたので、前作までで今回出なかった作品から再参戦は確実。劇中で何度も言及されていたアクエリオンダンクーガは確定か。今回出なかったのは次回で合体攻撃するからでしょ。他では序盤でワッ太が言及してたザンボットとダイターンはどうなんだろうなぁ。
新規では、フルメタ原作版はやはり伏線らしきものが。ボトムズは幻影編と孤影再びをやりそう。予告でノリコが12000年後に飛ばされてたみたいなのでトップ2は出る・・・ハズ。
オリジナルではクロウが何度もネタにされていたので出て欲しいもんだけど。あとエスターの身にいったい何が起こったんだ。後編も主人公は引き続きヒビキのようだけど、ジェニオンのさらなるパワーアップはあるのか。スズネ先生のアレはけっきょく最後までストレス扱いであった・・・、AGの正体は今のところジ・エーデルが有力。
そして最後の最期に出た、Z1のツィーネと、アサキム(熟睡中) 残るスフィアはあと4つ。
次回はやはり新規作品の充実を希望しますが、参戦作品がこれ以上増えるとタッグでもまた出撃枠が厳しくなりそうだし、どうなるんかなぁ・・・たぶん来年の4月になるであろう発売日が待ち遠しいッ。