HGガンダムキマリス/MSオプションセット3&ギャラルホルンモビルワーカー レビュー



ギャラルホルン保有するガンダムフレームのMS。厄祭戦終結させた英雄的機体らしい。終戦後は式典などに参列するなど名の知れた存在だったようだが、300年経って忘れ去られていたところ、ガエリオが実家から引っ張り出してきた模様。この辺の経緯はインスト解説にあるのみで本編では触れられるんだかどうなんだか。
オルフェンズ発表当初から、HGとネクスエッジの試作が展示されており、特に言及される事もなく「なんかガンダムっぽいのが居る」と思われていた機体でしたが、蓋を開ければ中盤登場ライバル機体でした。ガエリオの立ち位置は、マクギリスの引き立て役の噛ませ要員かと思いきや、劇中での言動やインスト解説を見る限り、良くも悪くも裏表のないお坊ちゃんで悪い人間ではない感じ。マクギリスがあんななので、なんかガルマみたいなポジションになってるが、果たしてバルバトスとの戦いは、圧倒して大物感を出すのか、いいようにやられて小物になってしまうのか。17話に注目と。



↓以下、レビュー。スミ入れ、ポイント塗装、ツヤ消し。装甲裏が目立つ機体なので裏側も塗ってます。







▼正面、背面。
見た通りモチーフは騎士。肩のバインダーはマント。







▼武器装備。






▼バストアップ。ヘルメットが独特だけど、顔は実にガンダム





▼キマリスのアイコンともいえる主力武器、牽制用の機関砲内蔵の長大なランス「グングニール」






▼これまた中二ネーミングすな・・・まぁギャラルホルンの名称はどれも北欧系なんだけど。搭載艦はスレイプニルだし。






▼脚部カバーが開き、内部スラスターが展開、足を畳んだ突撃モード。






▼リアアーマーに折り畳んでマウントされているコンバットナイフ。あくまでサブウェポンで、これを使うような状況は不本意なものらしい。





▼肩に内蔵された投射武器・スラッシュディスク。ライミネートアーマーにも有効。





▼バルバトスとブンドド。





ガンダムタイプ3機を並べてみる。オルフェンズにおける「ガンダム」の定義で、見た目ではなく中身。





▼MSオプションセット3&ギャラルホルンモビルワーカー





▼グシオンアックス






▼先端がモーニングスターになっており、チェーンが射出。
成形段階で既に鎖状になっているパーツが最大の見どころです





▼グシオンチョッパー。ナタです。





▼両武器とも背面にマウント可。





▼たぶんもう本編に登場機会はないだろうけど、厄祭戦時のグシオンさんはこの武器でブイブイいわせてたんだろう・・・





▼ハルバート。グシオンリベイク用の近接武器。未発売なのでバルバトスで。





▼グリップ部がメイスと共通なので、同じ技術体系なのだと思われ。
そのメイスは最初から持ってたり、使い捨てたと思ったら復活してたり、1/100スケールの立体物にはかたくなに付属しなかったり、いろいろ謎が多いからなぁ。






ギャラルホルンモビルワーカー。1、2、16話などに登場。





▼こういう量産サブメカがあると雰囲気が出て良いです





各部のバランスが絶妙で、プロポーションが非常に良好。これは元のデザインの良さとか、いろんな要素が噛み合っており立体物として凄いかっこいいです。
可動フレームのパーツがバルバトスの共通というのも、本作のガンダムのコンセプトである「外見は違くても中身は同じ」という、フレームの構造がよく解り面白いです。モールドもシャープだし、もうほとんど簡易RGですな、これが1200円とはたまげた。


オプションセット3は「鎖スゲー」に尽きますが、メインはハルバートでしょうなー。リベイク発売されたら捌けるでしょう。
キマリスは今後オプションセット4でさらに拡張されるので、ガエリオともども本編の活躍に期待したところです。