HG グリムゲルデ/MSオプションセット4&ユニオンモビルワーカー レビュー

厄祭戦時末期に開発された「ヴァルキュリア・フレーム」のMS。高い性能を持っていたが生産数が少なく同時期に開発されたガンダムフレームの影に隠れていたが、戦後になってから評価されギャルホルンのMSのベースとなり、グレイズのご先祖のような機体。
パイロットは仮面の男ことマクギリス。シュヴァルベグレイズのレビューの時に、ド外道かド変態だったら面白いと書きましたが、今ではすっかりどこに出しても恥ずかしくないド変態になりました。やはりガンダムの金髪美形キャラはこうなる運命なんか・・・19話現在、2回しか戦闘に出てこず現在は敵対もしてないんだけど、最終的にはどうなるのやら。

↓以下レビュー。ポイント塗装とツヤ消し。ついでにオプションセット4のキマリスブースターも仕上げてます。






▼正面。背面。デザインは細見の騎士。









▼グレイズと同様に西洋の甲冑がモチーフですが、グレイズにはリザードマンの意匠もあるそうなので、グリムゲルデはスケルトンといった所。







▼バストアップ。頭部はヴァルキュアという事で羽根飾り。
頭部センサーはグレイズと同じ目玉が。







▼射撃武器・ヴァルキュアライフル。
やはりザクマシンガンぽいドラムマガジンが目を引きます。





▼リアスカートにマウント可能。





▼両腕に装備されたヴァルキュリアシールドにマウントされているヴァルキュリアブレード。






▼特殊合金製だそうで刀身が金色。鉄血MSはクリアや光沢など、ピカってる色を避けている傾向にあるだけに異質感がよく出ています。





▼シールドにマウントしたままでも使用可能。






▼股関節がほとんど干渉しない構造になっているので、ヒザを上げるポーズも余裕です。





▼グレイズと並べてみる。形状こそ違えど、パーツ構成はほぼ同じ。
腰部の簡略化や、ヒジの二重関節など、可動範囲は格段に向上しています。







▼MSオプションセット4&ユニオンモビルワーカー





▼キマリスブースター







▼キマリスの機動性をより向上させるための追加装備。大気圏内でも機動性を維持でき、ランスのよる一撃離脱戦法がさらに強化。





▼ブースター基部が可動







▼ポージング





▼バトルブレード。グレイズを地上で運用する際の主武装、らしいので地球に出てくるやつはこれを装備しているかと。
グレイズリッターが装備してるやつ、と思いきや形状は異なるようです。






▼ユニオンモビルワーカー。コロニー編で労働組合が使っていたやつ。
サブメカなのにえらい豊富なラインナップになったなぁ、モビルワーカー





グリムゲルデとキマリスを並べてみる。同じ騎士モチーフでも方向性が違っており面白いです。
当初はライバルだと思われたマッキーは暗躍専門で戦闘にはほとんど出てこず、因縁という意味ではガエリオの方がライバルキャラに。まぁ三日月の方は歯牙にもかけてないんだが。





赤くてスマートで二刀流というカッコいい記号が満載。
十二分に出来の良かったグレイズをさらに完成度を上げたような構造になっており、可動範囲は鉄血キットでも屈指に動きます。色分けはパイプ部分とブルーとちょっと塗る部分はあるけど。
出来に関しては非の打ち所ないので、あとは本編でしっかり活躍があるのを希望します。


オプションセット4はキマリスブースターが実質9割を締めます。キマリスも素の状態で戦ったのはけっきょく1話のみだったので、ブースター装備がデフォみたいなもんですね。ちなみに1/100キマリスではブースターも普通に付属します。