HG ガンダムバルバトス 第6形態 レビュー
モンターク商会から提供された資材を元に改装されたガンダム・バルバトスの最終決戦仕様。いわゆる最後の方に出てくるフルアーマー形態。
キットは第5形態(地上戦仕様)とのコンパチ仕様ですが、無印バルバトスのキットに新規パーツを追加したバリエキット、と思いきや大部分のランナーが改修された新規キットになっています。そのため腕部が付属しないので第4形態にはできず、メイスと太刀も付属しません。本体の形状自体は変わりませんが、肩部の接続がグレイズと互換性ができていたり、滑空砲のサブアームが可動式になっていたりと細かく改良されています。
↓以下レビュー。部分塗装とツヤ消し。19話の第5形態も再現しました。
▼まず第5形態(地上戦仕様)
重力下に対応し脚部サスペンションを調整したソール部を換装。腕の固定武装を機関砲に換装。
ハイヒールになった事に全長も上がり。これだけで印象はけっこう変わります。
▼使い辛さに定評のあった太刀の代わりに見つけた大型特殊メイス(通称・レンチメイス)
▼固定の射撃兵装として機関砲は、今まで飛び道具は滑空砲しかなかったので、牽制にはこちらの方が使い勝手はよさそう。
▼後期OPでは太刀とレンチメイスの両手持ち。ちなみに右腕が機関砲、左腕が追撃砲になっています。
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▼第6形態。グレイズリッターから回収した両肩装甲。胸部に追加装甲。腰部にブースターを装備。
長期戦に備え、機動力を犠牲にし無補給状態で長時間戦うための仕様。
▼バストアップ。全体的に白いです。
ギャラルホルンが騎士、対するバルバトスには「和」のモチーフが入ってるそうなので、これは白装束って事かしら。
鉄華団マークはホイルシールなので、どうしても余白が目立ちます。これはテトロンシールにして欲しかった。
▼レンチメイスにはチェーンソーも内蔵。
叩いて、挟んで、削る! 光学兵器とか特殊エネルギーとか一切なし! 全部が質量攻撃。物理攻撃最強、レベルを上げて物理で殴ればいい。
▼滑空砲は、バックパックのサブアームが第4形態のキットでは長短からの選択式でしたが、第6形態ではサブアームが可動し、構えやすくなっています。
▼23話の予告では胸部装甲が付いてなかったので、本格的な登場は本当に最後になる模様。
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▼第5形態。
ドルトコロニーでの戦闘で破損した腕部を新型装甲に換装。ヒジ部固定武装に追撃砲。腰部に回収したシュヴァルべ・グレイズのブースターを装備。胸部に反応装甲を装着。
反応装甲と追撃砲は本キットに付属。ブースターはHGシュヴァルベグレイズから、ブースターを付けるジョイントパーツはHGクタン参型に付属します。
シュヴァルベのブースターは配色がまったく異なるので全塗装。
▼劇中ではメイス装備、バックパックに滑空砲と太刀をマウントのフル装備状態。
折り畳める滑空砲も必要なので、第6形態、クタン参型、ジュヴァルベ、オプションセット01と、合計4つのキットを用いないと再現できないブルジョア形態であります。
▼ガンダム・キマリスとの初戦で苦戦し、キマリスの高機動突撃戦法の対応策として装備された反応装甲。
▼あえて攻撃を受け止め、装甲をパージしダメージを相殺、相手を捉える「肉を切らせて骨を断つ」戦法・・・を、三日月ではなくおやっさんが考えた。
▼さらに奪ったグングニールを投げつける。容赦ねぇな三日月・・・
▼キマリスを退けた後も、大気圏内でグレイズリッター部隊相手に大立ち回り。
▼モンタークのグリムゲルテとも共闘。
▼そしてグレイズリッターを盾にして大気圏突入成功。
感動のシーンだが、やってる事はえげつないのであった。
▼キットにはグレイズリッター(一般機)のアンテナと胸部装甲が付属。これと肩パーツをグレイズリッター(カルタ機)に付ければ一般機を再現可能。
まぁ、塗装しないとだし、肩装甲だけを使うには犠牲が大きすぎるけど。
▼バルバトス自体の出来はいわずものがな。脚がハイヒールになった事で接地性が低下し、レンチメイスがデカくて重いのでコケやすいのが弱点ですけど。
キット単体としても2形態にできるし、他キットのパーツを組み合わせれば第5形態も再現化。さらにグレイズリッターのパーツも付属と、いろいろ遊べる仕様になっています。
ちなみに1/100には各パーツが一通り付属するので、シュヴァルベだけあれば第5形態にできますので。
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