4月8日


クロムクロ 第1話
P.A.WORKSがお送りする、富山県にある黒部ダムを舞台にしたご当地青春学園ストーリー・・・ではなく、ロボットアニメです。Aパートだけやと実にいつものピーエーワークスすなぁ。
設定を要約すると、戦国時代くらいに巨大ロボが存在し、それが「鬼」として伝承されており、さらに黒部ダム開発時にオーパーツを発掘。調査したら「近い将来、敵が来る」的な事が判明。黒部ダムに研究機関を設け、オーパーツから得られた技術を元に敵に対抗し得る準備を整えていたら、本当に敵が攻めてきたと。そして敵に呼応するようにオーパーツの中からサムライ(全裸)が覚醒。絶妙に局部が見えない殺陣が凄い。安心してください、履いてませんよ。なんか作画リソースの使いどころ間違ってないか(笑) 
研究機関がロボ保有しており、敵が攻めて来る備えが既にしてある。という辺りが実にロボアニメしてます。CGメカはやっぱロボアニメ初めてだからか、サテライトやオレンジ辺りと比べると小慣れてない感じはするけど、まだ主役ロボ出てないので今の所なんとも。ピーエーワークスの作風からして、ハードだったり、エゲツなかったり、奇抜な展開みたいな方向性ではないだろうから、王道かつ堅実なものを期待したい。



甲鉄城のカバネリ 第1話
なんか思ってた以上に和風進撃の巨人だった! OPのヒロインの動きが実に立体機動ですね。カバネというゾンビに溢れまくった世界でのっけから人死にまくり、カバネに噛まれたら終わり、意識のあるうちに自決するしかない。そのカバネ相手にパイルバンカーで戦う主人公のメガネ君が「カバネを駆逐してやる!」とばかり実にガッツがあって良い。噛まれてウィルスが脳に到達する前に自分で首絞めて血流止めるなんて、並の根性じゃできないぞ。
全体的に進撃の巨人に似てるけど、それを差し引いても初回からテンポ良くて面白かった。選択肢は戦うか死ぬかの2択しかないハードな世界でブレの無い主人公って安心して観れますね。本編内容は■公式サイトの設定解説読むとより理解できるかと。


■「甲鉄城のカバネリ」を荒木哲郎監督が語る 2016年春ノイタミナ大注目作品インタビュー | アニメ!アニメ!
美樹本晴彦キャラのアニメって凄い久しぶりだけど今の目で見てもいけますな。監督の「絵柄が他の作品に似ないこと」「みんなが当たり前のように乗っかっている船には乗らない方がいい」は共感できます。