HG ダブルオーガンダム レビュー

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ガンダム00が今までのガンダム作品と異なる所は、主要ガンダムが最初からキットありきとしてデザインされており、色分け、可動、合わせ目の位置、パーツの抜きも考慮されている点にあります。第2期からはさらに推し進められ、このダブルオーガンダムに至ってはHGなのに色分けはシールも合わせれば完璧。合わせ目は頭頂部、肩、腕くらいです。それもド真ん中にでないように脇に寄せてあるし。第2期でデザインがシンプルになったのはこのためなんだなぁと。

そして特筆すべきは可動。股関節の可動範囲が尋常じゃない。恐ろしいほどの接地性でいくらでも開脚が可能。腹部が前後スイングできるので、腰の入ったポーズもできる。HGなのにMGのGガンダムシリーズのポーズとか余裕でできるってどゆこと？

あとHGUC νガンダムでもやってたんですが、新型ポリキャップを導入し、挟み込み可動を極力なくして後ハメのみで組めるという、作りやすさすら配慮されてます。
それで値段1050円。いったいどこにケチつけろと？　いや付けなくてもいいんだけどさ。あえて上げればシールド付属しない事ですかねえ。もう200円値上げればできたんだろうけど、1000円で出す事に意義があるんだろうし・・・・武装はエクシアがGNソードとGNブレイドの選択ができたのに比べると、GNソードIIが2本というのも寂しいなぁ・・・・・あと例によってビームサーベルのビーム刃が付属しないんですが、口径が以前と異なるのでHGヴァーチェやHGナドレのビーム刃は流用できません。たぶんHGセラヴィーとかに付くんでしょう。
※追記　HGジンクスのビーム刃が付けれました。

最近、コードギアスでのあまりのやる気のなさにホビー事業部には閉口気味だったんですが、VF-25といいコレといい、やはり本気を出したバンダイホビー部は凄い。そして【ガンダム放送】という時期でこそバンダイがもっとも本気を出す場面なので、月に２個も３個も４個も新作キットが出る状況がしばらく続くというのは実に楽しみであります。
このやる気をもうちょいギアスにねぇ・・・・いや言うまいて・・・・

HG 1/144 GN-0000 ダブルオーガンダム (機動戦士ガンダム00)