ROBOT魂 カプル レビュー


∀ガンダム』に登場する、ホワイトドールに次いで発掘された機械人形。ガンダムZZで24話にのみ登場するカプールそのものであり、放送当時「なぜカプール!?」とみんな思ったものだけど、製作スタッフの個人的な趣味説と、富野御大がMS図鑑をパラパラめくって「コレ」と指名した説など諸説あり。サイズはカプールより若干ダウンサイズされており、レプリカである、ナノマシンで縮小された(ついでに色も変わった)など、これまた諸説あり。
大量に発掘されたためイングレッサ・ミリシャの主力機械人形になるが、そもそも水陸両用MSであるため陸戦での機動力はいまひとつ。そのうえ両腕がツメなためボルジャーノンよりも汎用性が低い。劇中ではあまり戦力になってはいないが、エッチラオッチラ歩く姿やウォドムに足蹴にされて転がる姿など実にキュートであり、∀ガンダムを語る上で欠かせない機体なのであります。



▼正面。







カプールと比べ、肩や腰アーマーなどの一部ディテールが省略。放送当時発売された1/144キットではカプールのままだったので、ロボ魂は本当の意味でカプルの可動モデルになってます。







▼背面。







▼バストアップ。胴体正面ハッチが開いてミサイルが発射されるが、肝心のミサイルがミリシャで製造できないので、もっぱらハッチを閉めている状態がデフォルト。
腹部からソニックブラストが発射できるハズだが劇中では未使用。







▼差し替えで頭部ハッチ開放状態を再現。ビームアイが発射できるハズだが劇中では未使用。
ブレンパワード以降の富野作品ではコクピットを開け身を乗り出しまま会話する演出が多様されてたんで、パイロットフィギュアが欲しくなるなあ。








▼オプション武装・ハンドガンが2個付属。ドライセンの腕部に内蔵されているのと同じ形状。










カプルの華麗なポージングの数々。1/144と比べ腕の節が可動するのでウネウネ動けます。







▼腰に可動軸が仕込まれているので発掘された状態でのポーズも再現可能。







▼従者であるホワイトドール。製品状態にスミ入れ、装甲裏を塗装し、ツヤ消しスプレーを噴いてます。







▼並べてみる。カプルはもっと小さいイメージがあるなあ。








「ソシエお嬢さん、危険ですから退がっていて下さい!」







▼だっこ。さすがにちと無理が・・・・









カプルの可動モデル」としては文句なし。これはメシェー機用に2個買いしたくなってきます。変形はできないけど、差し替えればなんとかできたような気もするなあ。
コレンカプルも出たら買うぞー。そして参考出品だったボルジャーノンの発売はまだですか。


ROBOT魂[SIDE MS] カプル

ROBOT魂[SIDE MS] カプル