MG デュエルガンダム アサルトシュラウド レビュー
地球連合が開発した初期GTA-Xシリーズで最初に完成した機体。コンセプトはバランスの取れた汎用機。
コズミック・イラにおけるファーストガンダムなわけですが、劇中では序盤からキラさんの良い噛ませとして扱われ、イザークの難民船撃墜で視聴者の誰もが「こいつ絶対ジェリドみたいになる」と確信。大して活躍の機会もなかったんですが、ニコルの死でまさかのデレ化。それに伴ってイザークの株が急上昇。最終決戦では連合3バカを2機撃破する金星を上げ、最初と最後で評価が180度変わった機体。
いま考えると、最終決戦ではフレイの弔い合戦なのにクルーゼに論破されてたキラさんよか、この子がアーマーパージしてフォビドゥン撃破、バスターのライフルでレイダー撃破した時がテンション的には最高潮だったよなぁ。
↓以下、画像コメント
▼正面。ライフル、シールド、バックパックのビームサーベル、胸部の黄色いダクトと、ストライク以上にオーソドックスなガンダム。
MGのデザインアレンジはアストレイ系やSEEDのMGやPGなどのコンセプト画全般を手掛けている阿久津潤一氏。
▼バストアップ。頭部はこれでもかというくらい細かくパーツ分割されており、バルカン部分も色分け。
▼コクピットハッチが展開。
▼57mm高エネルギービームライフル。底部にグレネードランチャーが装備。
MGストライクノワールにも付属してましたがパーツ構成が異なっています。
▼バックパックにマウントされているビームサーベル。イザークといえばやはり格闘のイメージ。
▼携帯リニアキャノン【ゲイボルグ】
▼元々デュエル用の武器として設定され、放送当時1/400スケールのガンダムコレクションでは立体化されるも本編未登場。しかし『ASTRAY』でゴールドフレームが持ち去ったという事になり、設定が拾い上げられた訳ですが、媒体によって「レールガン」や「バズーカ」と表記がまちまち。その後、1/100 ゴールドフレームとVS ASTRAYのレーゲンデュエルの付属物としてキット化され「57mmレールバズーカ・ゲイボルグ」という正式名称が設定されるという、実に波乱万丈な武器がMGでついにデフォルトで付属します。
▼アサルトシュラウド装備。戦闘で損傷した箇所を修復するに伴い、ジン、シグー用に開発されていた増加装甲をデュエル用に設えたもの。
デュエル本体にはPS装甲があるので、実際には武装追加と機動性アップのために付けていた模様。
▼背面。増加スラスターの内側も色分けされているので密度が凄いです。
▼バストアップ。左肩の220m5連装ミサイルポッドはハッチが開閉。内部も色分け。
▼胸部装甲を付けた状態でもコクピットハッチが展開可能。
▼115mmレールガン【シヴァ】
本編でのデュエルの火器の中では最強だけど、設定画だと肩にチョコンと乗ってるような感じでいまいち強そうに見えなかったりする。MGではサイズ大きめにアレンジされてます。
▼どう見てもゲイボルグの方が強力そうに見える。
▼シヴァはキットオリジナルギミックとしてグリップが内蔵され、手持ちが可能。
▼ビームライフルと2丁持ちすると良い感じ。
▼付属物。フルアーマーにできる上に手持ち武器が3つもあるので、プレイバリューは高く、遊べます。
▼MGストライクガンダムと並べてみる。基本的に並べても違和感のないようにプロポーションは合わせてるようですが、いかんせんストライクは9年前のキットなので、可動やディテールに構造的な古さは否めません。
このフレームを流用したストライクVer.2.0か、リマスター版のスーパーストライク(仮)として出せばいんじゃないすかね。
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可動、プロポーション、プレイバリュー、どれも良好。デュエルってこんなイケメンだっけ? というくらいアレンジが訊いており元の設定画とはもはや別人ですが、もともとSEED関係のMGは設定画なんてほぼ無視しているので、これが正解。カッコよければいいのだ。今後この内部フレームを流用していくバスター、ブリッツ、イージスもこのクオリティが期待できます。
デュエルのバリエだとアーマー部分を新規にすればブルデュエルも出せるけど、どうかなぁ・・・・レーゲンが欲しい人はキットとニコイチしましょう。とりあえずこのフレーム使えば、連合系ガンダムとダガー系はほとんど出せるけど、果たしてどこまでいけるのか。
MG 1/100 GAT-X102 デュエルガンダムアサルトシュラウド (機動戦士ガンダムSEED)
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