HG クランシェ レビュー

キオ編から登場の連邦軍の可変量産型ＭＳ。飛行形態への変形による高い機動性を有するが、アデルよりも汎用性に欠け操縦にも熟練を要するためアデルMk-IIよりも生産数は少ない模様。可変機構はAGE-2のフィードバックかと思いきや、ゼダスを解析したマッドーナ産らしい。
キオ編開始当初から活躍し、先日亡くなられたセリック隊長の人柄もあってか量産型なのに弱いというイメージがないという。主役のガンダムですらあんま活躍してるイメージがないのに、やけによく出来た量産型。
デザイン的にも量産型らしいシンプルで過不足のない外観にジェノアスから洗練された流線型のライン。AGEのＭＳの中でも海老川さんの持ち味が最も出せている機体だと思います。
↓以下、画像コメント。スミ入れして一部居シール貼ってます。

▼正面。AGE-FXと同じく拳は右側も付属。

▼背面。ドッズライフルを斜めに背負うようにマウント可能。

▼バストアップ。両サイドからビームバルカンを発射。
ゴーグルには内部ディテールもあり。シール貼ってます。

▼変形時には機首になるドッズライフル。
バレル部がコの字になっているのがキオ編以降のＭＳの特徴。

▼シールド裏に装備されているビームサーベル。

▼腕から直接発振できるのもキオ編以降の特徴。

▼右平手は薬指と小指を握った独特な形状になっています。

▼飛行形態。
腕を後ろに回してのけぞったブリッジ状態になるだけなんで、ほぼ完全変形にできます。

▼駐機状態再現のライディングギアが付属。ガンプラＨＧの可変機でも付属する事は滅多にないのでこれは異例。

▼ピンが２つあるディスプレイスタンドが付属。各形態で飾れます。

▼ジェノアスと並べてみる。５０年経って凄いスタイリッシュになったジェノアス。
腹部と股関節に共通部が見て取れ、手首のディテールも同じ。ジェノアスの方はツヤ消し噴いてるんで色違って見えますが、成型色も同じです。

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腕の可動範囲がやや狭いくらいで、後はほぼ完璧で書く事ないです。手首は５種も付属するし、スタンドは付属するし、変形するし、ライディングギアは付くし、これでジェノアスと１００円しか違わないとか・・・番組放送中に進化するとは、バンダイホビー事業部の技術力こそがAGEシステムやったんや！
当然ランナーにクランシェカスタムへのスイッチはあります。デザイン的にヒロイックでカッコよくなってるし、出して下さい。出してくれないと困る。
正直なところ、クランシェのデザインを最初に提示していれば、少なくともＭＳデザインに関してはそんな言われるような事はなかったと思うんだがなぁ。

HG 1/144 RGE-G2100 クランシェ (機動戦士ガンダムAGE)