PG UNLEASHED RX-78-2 ガンダム レビュー
ガンプラ40周年最後のトリを飾ったパーフェクトグレード。RX-78-2ガンダムとしては1998年に発売されて以来、 22年ぶりのリニューアルモデルとなります。
ガンダムについては解説不要なので即 以下レビュー。半ツヤトップコート仕上げ。
(環境によって画像が圧縮表示されるので、見づらい場合は左クリックなどで拡大して下さい)
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▼内部フレーム。
▼骨組みとなる可動フレームに内部メカを取り付け、さらに銀色成色、メッキ加工、エッチングパーツで構成されたトラスフラームを取り付けるという3重構造になっています。
▼外装を付けるとほとんど見えなくなる部分なので、付けるのが勿体なく思えるほどの密度感
▼外装を取り付け
▼各部アップ
▼可動に関しては胴体にコア・ファイターが内蔵される都合上、腹部の可動に制限が出るところですが、外装がスライドする事で可動部を確保する構造になっています。
▼肩部は、関節を引き出すのではなく、胸部装甲ごと展開するという今までのガンダムにない可動構造になっています
▼肩アーマーを逆さにする事なく、腕を上げる事も可能。
▼手首は節まで色分けされている関係上、指は可動せず、それぞれの固定の持ち手に交換する方式。
▼ビームライフルは各部のメッキによるメカパーツが露出。
▼シールドは腕部取り付け部がシャッターで開閉し、内部に金属パーツを、シールド基部の磁石で固定する方式。
▼除き穴のシャッターが開閉。
いちおう二枚重ねもできるようになっています。
▼ビームサーベルは通常の2本に加え、発光ユニット内蔵ものが1本付属
▼ 同じビーム刃でも光るとここまで違います
▼発光したままランドセルに付けると、内部のクリアパーツを伝ってバーニアが発光。
▼コア・ファイター。パイロットフィギュアは自前で塗装。
▼完全変形でパイロットシートの回転と、ライディングギアも収納できます。
コアファイターの代わりに胴体に入れるコア・ブロックも付属。
▼コア・ブロックのコクピットには、劇中で射撃時によく使っていたスコープが付いており、可動までします。
▼フルハッチオープン状態
▼初代PGでも売りとなるギミックでしたが、開閉箇所が大幅に増えています。
▼内部が露出する事でトラスフレームのメッキパーツが映えるという、効果的な構造になっています。
▼ツインアイと胸部ダクトに発光ギミックあり。
スイッチを押す度にイエロー、ブルー、グリーン、レッド、パープルと点滅して凝ったものになっているのですが、スイッチ入れるのにコツが必要ですごく撮影しづらいので割愛。
▼発光させない場合、ツインアイにホイルシールを貼ります。
シールの糊付け部が銀地なので、インスト通りツインアイの表面ではなく、裏側にシールを貼った方がクリアパーツを活かせます。上記の画像は全てこの状態で撮りました。
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PS、KPS、ABS、メッキ、金属、シールと多種多様な素材で構成された内部フレームを組み立てていく感覚は従来のプラモデルでは味わえないものがあります。特にエッチングシールが思っていた以上に効果的でした。15パーツで2000円するのでPGくらいでしか活用できないだろうけど。
外装を取り付ければ、装甲の隙間から除くトラスフレームやエッチングのシルバーが雰囲気あり、ハッチの開閉ギミックが楽しい。
特筆すべきは組み立てやすさ。腕、脚、胴体など部位ごとがランナーにまとまっており、インストの指示とおり切り離して小分けにする事でパーツ探しの手間やストレスが大幅に削減できるアイディアは、ちょっと目から鱗だった。
率直に組んでて楽しかった。現時点におけるガンプラ技術の最高峰が実感できるキットです。
今後はプレバンで武器セットを出して欲しい。さすがに重量あって飛びポーズで飾れないのでディスプレイスタンドも欲しい。
UNLEASHED Zガンダムなども見てみたいのですが、ガンダムで値段が12000円→25000円なので、20000円だったゼータはいくらになるんだろうなぁ・・・