RGシナンジュ用 拡張セット レビュー
RGシナンジュ対応パーツセット。本体にはバズーカが付属しないので、それらをフォローする内容になっています。
シナンジュ用バズーカは、シナンジュは初キット化がMGであり、発売当時は原作小説が進行中だったため小説8巻特装版の付録として後付け設定として作られたものです。だからなのかシナンジュの立体物には最初から付属せず、後から追加された状態で発売、というのがパターンとなっていたりします。
↓以下レビュー
▼セット内容。ロケットバズーカ×2、破損頭部、左右拳パーツ、ビームアックスエフェクト、ダグザさんフィギュア
ランナー構成がバズーカその他が1枚づつ、頭部が1枚の合計3枚になっているため、左右拳パーツ、ダグザさん、頭部フレームが1個余ります。
▼シナンジュ本体に拳パーツを付ける。
▼武装にバズーカ2丁装備したフル装備状態。腰リアアーマーにマウント可能。
▼拡張セットの本体といえるロケットバズーカ2丁。OVA5巻で使用。7巻でもネオ・ジオング状態で2丁持ちで使用。
HGUCでは差し替え式だったバレルは、差し替え無しで伸縮可能。
▼ビームライフルに取り付け。
▼ビームアックスのエフェクトパーツ。
RE:0096の新規オープニングでナギナタ状態で使用しているのをイメージしたもの。
▼3巻でダグザさんのバズーカを喰らって破損状態の頭部。
ニュートラルグレーでダメージ塗装しています。
▼内部のフレームが露出し、モノアイが破損し左右のサブカメラが光っている状態。原作小説でも最終巻で破損した頭部が挿絵に描かれています。
▼この敬礼ポーズをした直後、ビームサーベルで焼かれ消し炭に・・・
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RGシナンジュを持っていれば必須とも言える内容。出来に関してはも文句はなし。これで1800円はちと高価いですけど。
本体のシナンジュの方は、エングレービング別パーツ化とグロスインジェンクションによる成形色で素組みの完成度が凄まじく、プロポ−ションも抜群。
だけど可動部であるフレームがRGガンダムMk-IIを流用しているため、機体サイズ差による自重を支え切れていない部分があります。特に腹部に負荷がかかるため、バックパックの自重に耐え切れずコケる、武器の重さで傾くなど、無加工状態では立たせるだけで一苦労。自分は瞬間接着剤で腹部ボールジョイントは完全固定しました。
さらに細かいパーツ割りにより、全体的に摩耗による保持力を確保できておらずパーツがポロポロ外れるなど、あっちこっちガタついて安定感がとにかく悪い。まぁこれはRGにはどのキットに言える事なんですが、せめて可動フレームは大型MS用に新規に作って欲しかった所です。
素組みとしての完成度は凄まじいだけに可動部にも気を使って欲しかったと、手放しで褒められない惜しいキットになってしまいました。
RG 機動戦士ガンダムUC MSN-06S シナンジュ 1/144スケール 色分け済みプラモデル
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2016/08/06
- メディア: おもちゃ&ホビー
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