HG ガンダムヴィダール レビュー


ギャラルホルン月外縁軌道統合艦隊が所有するガンダム・フレームMS。機体の制御プログラムにグレイズやレギンレイズと異なる独自のシステムが搭載されおり、さらにバックパックエイハブ・リアクターを搭載。ガンダム・フレームに通常2基搭載されているものを加えて合計3基搭載という、非常に特異な機体となっている。
正体不明、ミステリアスな謎の人物。けど言動は気さくというヴィダールさんが毎週コツコツ作っていたガンダム。理由はよく解らないが、どうやらマッキーに対して復讐に燃えているようで、彼を取り巻く今の状況には物凄くやばい物を感じるんだが、なぜだか温かい目で見守りたくなるのはなんでだろうね。
↓以下レビュー。部分塗装とツヤ消し仕上げ。








▼正面。平手はオプションセット7を使用。
背部と下半身が黒い配色や、サイドスカートの形状などから見るに「ボロボロのマントを羽織った騎士」という所。





▼背面。
バックパックに搭載されている、ものすごくヤバそうなオーラを放っている第3のリアクター。ガンダムフレームに搭載されている2基のリアクターで出力は十二分に賄えているため、何か別の用途で使われている模様。






▼バストアップ。





▼バーストサーベル。
オルフェンズでは珍しく鈍器ではない刺突武器。これはパイロットの技量で急所のみを付く華麗な戦闘スタイルなんやな、と思ったら、突き刺した刀身が爆発するギミックがあり。








▼左右サイドスカートに予備の刀身が6本内蔵。引き抜く際にサイドスカートがスライド展開するギミックはHGではオミット。1/100では再現されています。







▼ライフル。
多種多様な鈍器が登場するのに、ライフルは固有名詞がないものばかりやね。





▼フロントスカートにマウントされている、ハンドガン。二丁拳銃はダークヒーローの定番武器。
HGはフロントアーマーとグリップ部が一体成型になっているので、ハンドガンのマウントはできません。1/100では着脱できます。






▼フロントアーマーを差し替えて着脱を再現しました。
というか、取り外しできるように加工しようとしたら、取り返しのつかない事になってしまい。キットもう1個買ったのは秘密です。






▼爪先と踵から展開するハンターエッジ。
メイン武器が刺突なので、キックが鈍器に相当。





▼特に深い意味はないけど、キマリスと並べてみる。





▼キャンペーン品のディスプレイスタンド。





▼バルバトスとブンドド。
白赤、黒青と、カラーリングが対比になっており、いかにもライバルぽい。


▼デザインから来る問答無用のカッコ良さはばっちり再現。武装も豊富で、相変わらず1200円とは思えぬプレイバリューです。色分けは塗るのが面倒な所ばかりなんですが。
可動は、バックパックのバインダーとサイドスカートが干渉してポーズ取り辛いんですが、こういうデザインなんだからしょうがない。ハンドガンの着脱とサイドスカートのスライドは、どちらも強度や対象年齢的に1/144再現は難しいですし。
こういう、サイズや値段で再現できない部分を完全再現した1/100が同月発売なあたり、売り方が上手いといえます。