S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー龍騎&ドラグレッダー レビュー


戦わなければ生き残れない!


仮面ライダー龍騎』より主人公の1人・城戸真司が変身するライダー。神崎士郎が仕組んだライダー同士の戦いを止めさせるために戦う。
平成仮面ライダーもまだ第3作目なのに、13人もライダーが登場し私利私欲のためにお互い潰し合うというブッとんだ内容に当時は物議を呼んだもんです。次々現れるライダーがあまりにあっけなく散ったり、残る者に後を託して退場したりと様々なライダーの死に様や、最後の1人以外は必ず死んでしまうハードな展開と先の読めないストーリーに放送当時の盛り上がりは相当なものでした。特撮イケメンブームもピークでTV番組や一般誌で話題になったり放送中に写真集出したりしてたし。
特に「ヒーローが正義である必要がなく、ヒーロー同士が戦う」というシチュエーションのフォーマットを発明した功績は大きく、後発作品に与えた影響も大きいかと(某魔法少女とか) 平成ライダーも3作目がコレだったから今があると言っても過言ではないブレイクスルー作品であります。
↓以下、画像コメント。





▼正面、背面。『龍騎』に登場する13人のライダーは腕と脚の部分はほぼ共通パーツ。








▼バストアップ。複眼部分はクリアレッドになっています。
龍騎』のライダー共通で「西洋の騎士のフェイスガード」というモチーフはあれど、発表当時から「剣道の面」とよく言われてました。平成ライダーにおける奇抜なデザインの草分けですな。







▼13ライダーにはアドベントカードを装填する召喚機・バイザーを装備しており、龍騎のバイザーは腕に装備した龍召機甲ドラグバイザー。







▼武器や技を発動するアドベントカードが付属。







▼ドラグバイザーは設定通りにスライド機構とカードを装填する事が可能。







▼ピシューン アドベント







▼バックルからカードデッキを取り外し可能。








▼ソードベントで召喚されるドラグセイバー。ドラグレッダーの尻尾で構成されており、龍騎がもっとも多用した武器。








▼ガードベントで召喚されるドラグシールド。ドラグレッダーの腕部と脚部で構成。肩に装着する以外に手持ちも可能。








▼ストライクベントで召喚されるドラグクロー。ドラグレッダーの頭部で構成されており、口内からドラグクローファイヤーを発射。







▼R&Mではドラグレッダーの頭部を取り外してましたが、フィギュアーツではドラグクロー用が別途に付属します。








龍騎の決めポーズであるファイナルベント(必殺技)発動時のポーズ。
安心と信頼のダイキャスト足首と2重可動により開脚しても安定します。







龍騎の契約モンスターである無双龍ドラグレッダー。
専用の魂STAEGと3本のスタンドも付属。各部が装備品になるという設定からR&M、装着変身EX、SICと何度も商品化されているので龍騎の立体物には必須の存在といえますな。







▼長いので龍騎と比べるとサイズ差が凄い。







ファイナルベント








▼契約モンスターと合体攻撃を繰り出すファイナルベント。龍騎はジャンプした後、ドラグレッダーの吐く炎を受けながら飛び蹴りを放つ「ドラゴンライダーキック」







▼足裏の刻印も再現。







figmaドラゴンナイト(右)と比較。可動と形状的には甲乙付けがたいですが、材質による安定感と、各種ギミックはフィギュアーツの方が一歩勝ってるという感じ。




アドベントカード付属、バイザー展開、カードデッキも外せたりと作りこみが細かく、可動に関しても今後もリリースされる13ライダーの素体としては十分な出来。
そして何より3800円でドラグレッダーが付くという脅威のプレイバリュー。ライダー本体が13ライダーで流用が効くからという点を考慮して大出血サービスといえます。
figmaの方もう13人買ったんだけど、こっちでも集めざるを得ないの、か・・・

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー龍騎&ドラグレッダーセット

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